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初めまして、加糖加藤と申します

はじめに

初めまして、記事をご覧になっていただきありがとうございます。
加糖加藤という名前で文を書かせていただきます。
3年とちょっと勤めた公務員を辞め、ヨーロッパはここハンガリーにやってきました。これから3年ほど大学生をして、その先の人生は流れに身を任せようと考えています。

文を書くのは好きで、自分が忘れっぽい性格のため感情と思い出の備忘録として個人的にしたためていたのですが、表に出すのは初めてで少し動悸が早くなります。未熟な部分もありますが、どうか温かく見守ってくださると嬉しいです。


ヨーロッパに来た理由

『今すぐヨーロッパに住みたいから』
色々理由はありますが結論はこれにつきます。

ヨーロッパに憧れを初めて持ったのはおそらく、物心ついた時からでした。ハリーポッターが大好きだった僕はその世界観の虜になりました。幼稚園の時、ハリーになりたすぎて眼鏡と傷を水性ペンで描いて行き、周りの大人たちはびっくりしたそうです。
フィクションと現実の区別がつかない子供の時の憧れは消えることなく、大学生になり、交換留学でロンドンに提携校があることを知りました。
しかし、怠惰な大学生活を送っていたため成績が足りず、応募できませんでした。
社会人になり、大人になるというのは夢や憧れに終止符を打つということだろう、この憧れは忙しさの中で消えて行くのだろう、と思っていました。
しかし
ヨーロッパに住みたいという気持ちは大きくなるばかりでした。
ある時別に死にそうになった訳でも臨死体験をした訳でもないのに、ふと「今この瞬間に死んだら何を一番後悔するんだろう」と思った時、ヨーロッパに行かなかったことというのが頭に一番最初に浮かびました。
その時、今すぐに行こうと決め、現在ブダペストに住んでいます。

旅行ではなく住むことへの執着

旅行、好きです。アトラクション的な楽しさがあります。非日常体験は好きです。
でもそれと同じくらい日常が好きです。
毎日起きて目に入る変わらない景色、歩く場所、食べるもの、それらもまた好きです。
新たな地に拠点を移すと、日常が変わり非日常になり、新鮮味を感じながら興奮し、だんだんと慣れてきて日常になり、でもふとした日常に新しいものを見つけて楽しくなる。その地でしか体験できないことが日常になる。文化が交わる場所に自分がいる。

そんな経験をアメリカのオレゴン州ポートランドでした時、すっごくそれが気に入ったんです。1年間住んで、本当に楽しかったのでもう一度、それをヨーロッパで感じたかったんです。

実は本日、ブダペストにきて13日目になるのですが、緩やかなハネムーンフェーズです。全てが目新しく、憧れていた街並みで、なんと言ってもドナウ川沿いの景色は毎日息を呑むほど美しいです。これからの日常がどうなるかが本当に楽しみです。

あと1056日

数字が好きです。どんなものよりも具体的で、それこそがあらゆる実感に繋げてくれるからです。ストレートの場合、2027年の7月31日に卒業予定なので僕の人生のハンガリー編はあと1056日ということになります。
1056日後にこの記事を見て、未来の自分はどう思うのかが楽しみです。

長々となりましたが最後まで見てくださった皆さん、ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。