Dec.2024 1st semesterが終わりexam periodが始まりました
12/13 金曜日、1セメスター目の最後の講義日でした。9/14から始まったセメスターも終わりかと思うと少し感慨深いような、またここから始まるexam periodが怖すぎるという複雑な気持ちで終えました
<謝罪>
本当は毎月振り返りをしようとしていたのですが、11月がどうしてもできなかったため飛ばされています。11月にはいろいろなことがあったので、コレは改めて記事にさせてください。
過去の振り返りはこちらから↓
今日はITバックグラウンドなし、27歳男性のリアルなComputer Science留学の進捗も兼ねてのご報告です。
11月から12月にかけてのテストたち(時系列)
11/5 火 Computer Systems midterm practical exam(Linux)
11/7 木 Computer Systems midterm theory exam (Linux)
11/13 水 Functional programming midterm practical exam (Haskell)
12/3 火 Computer Systems end-term practical exam(Powershell)
12/10 火 Computer Systems practical retake (Linux)
12/12 木 Programming Algorithm paper test (C#)
12/14 土 Imperative programming final coding test (C)
12/16 月 Basic Math 3rd test
12/19 木 Functional programming midterm practical retake (Haskell)
改めて見ると大変だったなぁ
CS(Computer Science)関連の講義・テストについて
現状の成績
まだ全ての成績が出ているわけではありませんが、何個かは出始めました。11月〜12月の試験期間が始まるまでの自分は「この学期、本当ににCS関連の単位一つも取れないんじゃないか…」と不安で不安で仕方なかったのですが、なんとか行けそうな気持ちになってきたところです。5/7は確定、残りの2はまだなんとも言えないというような感じでしょうか。
この2ヶ月で学んだこと
このセメスターでは
Functional programming (Haskell) lecture & lab
Imperative programming (C) lecture & lab
Programming (C#) lecture & lab
Computer systems ( Linux & Microsoft PowerShell ) lecture & lab
Basic mathematics practice *2
Learning methodology
Creativity, responsibility, and entrepreneurship
という講義を受けました。
Functional programming (Haskell) lecture & lab
ELTE CSの一年目1セメスター目の鬼門と言われる科目です。プログラミング経験者の中でも、深く理解している人たちにとっては簡単らしいが経験者だからといってパスできるわけではないらしい…なんとmidtermのコーディング試験では合格率が3割を切ったとか…
ちなみに私はめちゃくちゃ勉強して「コレはいけるかも…!」と立ち向かったmidtermで全然できず一度心が折れました。心が折れたのでマックを爆食したのちに先輩方に励まされて、一度単位取得を諦めようと思ったけど今期で取るチャレンジの決心をつけました。
ちょうど先日、midtermのretakeがあったので、この結果次第でendtermのretakeに向けて勉強するかを決めようというところです。
ちなみにこの科目、なんのprerequisite(次の講義を受ける要件)にもなっていないためなぜ1セメにあるのか全く理解できないのですが、個人的には問題を解けた時の脳汁出る感じが快感で好きです。別にパスしてないけど、一問解けるたびに「天才すぎる自分…!!!!」と励ましながらやっていました。1セメで取りきりたいな…!
Imperative programming (C) lecture & lab
ポインタ、heapメモリー、stackメモリー、ファイル操作、一通り概念としては理解できた気がします。(実装できるかは別です…)
最近Cのコーディングファイナルがありました。Cはmidtermがなくfinalのみなので楽!というわけでもなく、激ムズのテストが最後に一つあるという…
不安だったので色々準備して臨んだものの、自分の感覚では撃沈。なんとか試験官に質問しまくりながら(コーディングテストは意外にも結構試験官が助けてくれたりする、ロジックはあるけど実装方法がわからないとかは聞くと教えてくれることも)なんとかコンパイルだけはさせて提出。
結果はなんと…24/40点でした!(経験者も多い中クラスで5位で褒められた!)これはあまりにも嬉しすぎた。今までたくさん教えてくれた先輩友達先生に大感謝です。おそらくこの科目は単位が取れそうです。
Programming (C#) lecture & lab
アルゴリズムのテストがありました、紙にストラクトグラムとアルゴリズムを書くというものだったのですが、まぁ撃沈しました。正直他の科目のテスト勉強がやばすぎて、リテイク頼みにしました。
年明けにはC#のコーディング試験もあるのですが、久々にやってみるとなんだかスラスラわかるし解ける!!楽しい!!という感じになっています。
アルゴリズムは奇跡が起こらない限りはリテイクなので、頑張って勉強しようと思います…暗記頑張らないとです
Computer systems ( Linux & Microsoft PowerShell ) lecture & lab
一番早くに成績が出ました!3/5でパスです!!よかった!!
LinuxコマンドやPowerShellは使う時になったら自然に覚えるらしいので、一通り学習したことがいずれ役に立つ時が来ると思っていることにしました。
一度テストで0点取った時には、どうしようかと思ったけどリテイクで合格点取れてなんとか単位取得できてよかった…
Basic mathematics practice
高校の内容が終わり、行列、ベクトルなど線形代数の範囲に入っていきました。もう本当にしんどかった…よびノリさんとChatGPTがいなかったら本当に終わっていました。あとはこの動画です、英語版も非常に勉強になりました。僕はイメージの方が理解がよりできるのでこのような教材を見つけるとテンションが上がります。
無事に3つ目のテストが終わりました。毎回、数学だけは自信を持ってテストを受けたいと思って勉強しているので今回も倒せて嬉しいです。
数学は2セメの4科目+2科目のprerequisite(次の講義を受ける要件)になっているのでコレを落とすとやばいってところで頑張りました。
あとは受けなかったtest2のretakeが残っているのでコレを倒せば単位取得です。
Learning methodology
国別のプレゼンテーションの時間がありちょっと楽しめました。日本のプレゼンは僕ともう一人の日本人のクラスメイトでやったのですが、大盛り上がりで大好評でした。
講義としての必要性は感じなかったけど、クラスメイトと勉強以外の話ができる貴重な時間だったなぁとふと思いました。
Creativity, responsibility, and entrepreneurship
どうしても撮らなくては行けないビジネス関連の授業、まあ面白いけどやり続けたくはないという印象。オンラインの講義で課題を毎週出すというものだったが最近オフラインの授業が一度あり、いろんな専攻の人と話したのはとても楽しかった、が1セメスターで満足です。
総括1(辛かったこと)
嵐のように過ぎ去った1セメスター目ですが、本当にいろんなことを詰め込んだなぁと思いました。いい意味で。
というのも、本当に初めの3ヶ月くらいまで、底がないコップに水を大量に流し込まされる感覚で、残っているものといえば側面についている水滴だけ、みたいな状態でした。
なんとか底をつけようとしても、十分に底が大きくなくて、いろんなところから漏れていくような。
一科目勉強していると、他の科目のことを忘れてしまって、忘れたことを勉強してると前にやっていたことを忘れてしまう、というような感じです。
そんな状態が続いていたらそれは不安になるしどうすればいいかわからなくなってしまうし、何より勉強することから離れたいと思ってしまいました。(離れられないのもわかっているから尚更辛い)
総括2(どう乗り越えたか)
感情的な部分は別の記事でまたまとめたいと思うのですが、具体的に何をしたのかを書きたいと思います。
①勉強時間を記録し、時間配分を可視化した
4つほどアプリを試しましたが、結局forestというアプリに落ち着きました。このアプリで見ることは、1日の勉強時間(④につながります)/ 勉強時間の時間配分(②につながります)/ 自分が作り上げた庭を眺めること(④につながります)です。
forestは30分集中して勉強すると木が生えてきて自分の庭みたいなフィールドが豊かになるというコンセプトの集中力サポートアプリです。(めっちゃ自分の解釈ですみません、気になる人はアプリストアを見てみてください)
これは600円くらいするのですが、自分の中ではコレを買って本当に良かったなぁと思います。これのおかげで今も勉強できています。
②テストと課題に優先順位をつけ、必要な作業量を概算しその日までの日数で割り、1日の作業量を具体的にした
医学生の妹から「全部の科目をやらなきゃと思うと辛い、けど優先順位をつけて一つずつこなしていくことはできるはず、頑張れ」とアドバイスを受けハッとしました。
働いている時も同じような状況になったことがあったと。
締め切りが近いもの、時間がかかるもの、締め切りが遠いもの、時間がかからにもの、それらに自分のやるべきタスクやゴールを分類して、必要な作業量(テストであれば範囲だったり)を概算して残りの日数で割る、そして調整しながら進めていく、というのは社会人の時に試行錯誤してできることになったことでした。
フィールドが変わっても同じです、転移できることはしようと思いやってみました。
そして作業した日にはマークをつけ、毎日スケジュールを調整して間に合うように進めていきました。
③勉強する人と一緒にいた、励ましてもらった
学年は1個上、でも歳は3~6歳下の日本人学生の先輩方がいます。入学した時からずっと支えてくれていたのですが、しんどそうな僕をみて「一緒に勉強しましょう!教えるんで!!」とたくさん連絡をくれました。
後述しますが本当に支えられました。
勉強する人たちと一緒にいると、自分も勉強をするようになります。自分がしんどくなった時、周りを見ると頑張っている人がいて、自分ももう少し頑張ろう…!という気持ちにもなれます。
しんどそうにしていたら、励ましてくれました。自分ができないことばかり見てしまっている時に、できるようになったことをたくさん褒めてくれました。
本当に感謝しています。
④1日の終わりに自分をめちゃくちゃ褒めた
結局最後はコレです。1日の勉強時間、勉強量、それを可視化し、勉強終わりと夜寝る前に「今日も1日頑張ったなぁ〜」と自分を褒める、それが自分のメンタルにいい影響を与えてくれます。
結局のところ、自分自身を認めたいのだと思います。それができるように客観的にデータを取るというのが必要なんですね。
最後に
セメスターの終わり、テストの始まり、そのほかにもいろいろなことがあった12月でした。自分の気持ち的にはもう1年ぐらい経った気がして、それくらい濃密だったんだなぁと思っています。
辛かった時期があったのも事実だし、楽しい時期があったのも事実です。その両方について、少しだけできたこの時間で、記事にまとめられたらなぁと考えています。
やはり感情の部分と事実の部分を切り離してまとめていくというのは苦手で、事実としての振り返りをするつもりが所々に僕の気持ちが入っている記事になってしまいました。
まぁそれも味だと思って読んでいただけたら幸いです。
長くなりましたが今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また遊びに来てください。
ヨナポー