PostmanでOAuth 2.0の設定を行い、WrikeのAPIを叩いてとりあえずGetしてみる。

WrikeはRestful APIを公開しているので自己責任で使用可能です。
OATH2の認証がターミナルだと下記の手順で面倒なのでとりあえずPostmanでTokenを取得してAPIを叩けるようにする方法です。

Wrike API公式ドキュメント（英語のみ）

Develop your own integration on the Wrike API

OAuth 2.0に関してのドキュメント（英語のみ）

OAuth 2.0 Authorization | Develop your own integration on the Wrike API

ターミナルで叩いてみる場合

①Wrike側でAPI使用の許可→Client ID、Crient Secretの取得
②Client IDを使ってauthorization Code取得
③Client ID, Secret, Auth codeつかってToken取得
④Tokenつかってデータを取得
となります。
詳しくは↑のOAuth 2.0の公式ドキュメント参照

Postmanで行う場合は

①Wrike側でAPI使用の許可→Client ID、Crient Secretの取得
②Postmanをインストール
③Postmanで新たにOAuth2設定し、Tokenを取得する
④WrikeのAPIを叩いてみる。
となります。

早速やってみましょー。

①.Wrike側でAPI使用の許可→Client ID、Crient Secretの取得

1.Wrikeの右上にある自分のアイコンをクリックし、『アプリ＆統合』をクリック

2.左ペインにあるAPIをクリックし、アプリ名に任意の名前を入力し『新規作成』をクリック

3.こちらで発行されるClient ID、Client 情報（Client secretです）を書き留める。リダイレクトはローカル開発なのでデフォルトで保存をクリック。永久アクセストークンはここではテストのため不使用です。

②Postmanをインストール

Postmanのインストールは本家Webサイトからか、Macの場合はHomebrewからのインストール。

% brew install postman

その後はPostmanのアカウント作ってください

③Postmanで新たにOAuth2設定し、Tokenを取得する

1.Postmanを開いて+ボタンをクリックして新規作成

2.認証設定を行う

i.Authorizationタブをクリック
ii. TYPE：OAuth 2.0 ＆ Add authorization data to：Request URLを選択
iii.各種パラメーターを下記のように設定し、下部にある『Get new Access Token』をクリック

Token Name：適当
Grant Type：Authorization Code
Callback URL：http://localhost
Auth URL： https://login.wrike.com/oauth2/authorize/v4
Access Token URL： https://login.wrike.com/oauth2/token
Client IDはさきほどメモっといたやつ
Client Secretも同様
Scopeは使いたいAPIに対応するScope（今回はデフォルトwsReadWriteで問題ないので空欄）

iv. Wrikeの認証へ飛ぶのでID、Passを入力したあと出てきた画面でAcceptをクリック
ID

Pass

Accept

v.Postmanへ画面がもどるのでProceedをクリック  

vi. Use tokenをクリック

vii. データ取得してみる

Get：https://www.wrike.com/api/v4/contacts?me=true

ここまで行けばGetでTaskなり、フォルダなり、カスタムフィールドなりGetしてみてください。Put、Deleteつかって操作も可能です。

Get
https://www.wrike.com/api/v4/tasks
https://www.wrike.com/api/v4/folders
https://www.wrike.com/api/v4/customfields

Postmanですが、右上のSaveをクリックすると作成したプロジェクト？がセーブできますし、アカウント作っていればクラウド上に保存されます。次回からはGet New Access Token叩いてWrikeの認証さえすればすぐ使えるようになります。