常連になりたい
出勤の日は空腹と戦い、休みの日は満腹と戦っている加藤です。
#胃を縮めないように広げるトレーニングをしています
#そのおかげで出勤の日はものすごくお腹がすきます
#負けられない戦いがそこにはある
お店には常連と言われる方々がいます。
パーラー時代にも常連さんがいて、いつもドリアとプリンを食べる方、いつもフルーツサンドを食べる方、いつもトーバーサラダとアイスコーヒーを頼む方
いろいろいらっしゃいます。
あまり言葉を交わすことはしませんが、そういう方々には
「いつものでいいですか?」
なんて聞いたりして、こちら側はあなたのことを知っていますよという意思表示をするようにしています。
僕自身、人に存在を知ってもらえることがすごく嬉しいので、そうするようにしています。
毎日来てくださるお客様もいて、こない日が続くと心配になりますし、あの人最近見ないなーとふと思ったりもします。
この間なんか、たまにお店にいらっしゃる方とたまたま街ですれ違って、その瞬間にトーバーライスとホットコーヒーの人だと頭に浮かびました。
もはや職業病です。笑
なんか帰りを待つ親の気持ちというか、相手の好みがなんとなくわかるというか、家族みたいだよなぁと思いました。
青森にいた時は、今日はここに行こう、あそこに行こうみたいな感じで同じとこには3ケ月に一回程度しか行かなかったので、同じお店に通うという感覚がいまいちわかりませんでした。
でも今お店側に立つことで、常連の尊さを学んだ気がします。
好きで通ってくださる方にはこちら側も何かしてあげたいなと思ってしまいます。
家でもなく、会社でもないけど
通ってしまう場所があるって素敵だなと思います。
昨日友達と飲みに出掛けて、友達の行きつけのお店に行きました。
そこには名物店主(よしおさん)がいて、その人に会いたいがために通われるお客様がいっぱいいるそうです。
僕たちが入ってからも続々と店の外から
「よしおさ〜ん!」と声をかけられ
「おーう!」と手を振り返すよしおさん
この感じめちゃくちゃいいな!と思ってしまいました。
なんと言ってもよしおさんのキャラがめちゃくちゃ素敵で
明るさおもしろさとが抜群で、これゃ会いに来たくなるなと納得しました。
僕がならなくちゃいけないのはこういう人なんだろうなと、こうなりたいなと思いました。
常連になりたいと思うのは、もちろん料理がおいしいからであるのは大前提ですが、あの人に会いたいと思ってもらえるのが最高で、自分の進むべき道が少し見えたような日でした。