親の心子知らず

店内のBGMで津軽海峡冬景色が流れている時だけ
戦闘力が若干上がってる気がする加藤です。
#コブシ大事
#ふしぎなタンバリン的な
#ドラクエ8好きです

親の心子知らずとは、

親が子供に対する、深い愛情や苦労、心配や悩みに対する思いは、子供には伝わらず、子供は勝手気ままな振る舞いをする

という意味合いです。
ようやく私も人の心がわかるようになってきて、自分の行動が家族にどれくらい影響したのかなと最近考えるようになりました。
#今さら

つい先日、アルバイトさんのご両親がお店に食べに来てくれました。
今日来るとは知らずに本人も少し驚いていましたが、カウンター越しに話をしたり、僕とか他のアルバイトさんたちもあいさつしたりして、その空間はなんとも微笑ましい瞬間でした。

そのアルバイトさんの背景を少し話しますと
元銀行員の方で、1年間親と話し合って、ようやく飲食業界に飛び込み、現在は調理学校に通いながらアルバイトをしてる人です。

要約するととんでもねーやつです。
#聞いたことがある話

自分の境遇と似ていて感情移入しまくりなんですが、側から見るとやはりこのアクションは破天荒すぎるなと改めて思いました。笑

自分の場合は、親を説得するとかはなくて
辞める報告は膝を突き合わせてちゃんとやりましたが

「県庁辞めます。東京行ってsioで働きます。」

みたいな
許可を得ることは求めてなくて、ただ報告したようなもんです。
#まさに親の心子知らず
#言った時はまだsioで働けるか決まってませんでした
#今だから言える爆弾

アルバイトさんのご両親が本人の姿を目にシワを寄せて眺めているのを見て
自分の親と重ね合わせてしまって、ひとりで心に沁みておりました。

自分の両親は絵に描いたような立派な大人でして
地元の高校を卒業して、就職して、勤続何十年している人たちです。

そしたら出てきた息子が、此の親にして此の子ありとは到底言えないようなやつな訳です。
相当心配したと思います。
#すいません
#その節は大変ご心配おかけしました

2人のもとに生まれた以上幸せでありたいと思います。
でも、それ以上にあなた方に夢を見せてあげたいと言いますか、もっと世界が広くて、もっとおもしろいことを教えてあげたいんです。
#大変烏滸がましい奴

青森からほとんど出たことがない両親が
ベトナムなんかに行っちゃったりして
今度は福岡に旅行しに来たりして

もっともっと見せたいものがあります

もう充分働いてるんですから
あとは人の人生を見ながら、土と戯れ、お友達と世間話をして、余生を楽しんでもらいたいなと

息子は思っております。