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頭ん中のこと

最近1週間があまりにも早く過ぎるので、僕だけ絶対1日か2日少ないと思っている加藤です。
#先週のことが昨日のよう
#逆精神と時の部屋

飲食店を始める時にまず初めに考えたことが
どうやったら売れるのかではなくて
どうやったら生き残れるかで

無名の公務員あがりが食っていけるほど甘い世界でないことは青森をでてから痛いほど身に染みていて
それでもなおこの世界で生きるとするならば
最低限の生き残れる方法を探さなければいけませんでした。

ホームランを打つ方法を考えるのではなくて、可能な限り内安打を打ち続けられる方法を考えるイメージです。
#バスケ部なのに野球で例える人

それで行き着いた先が

「唯一無二のポジション取り」と「いかにリピートしていただくか」で

具体的に言うと
チェーン店と個人店の間を狙いながら
青森の文化に添いつつ、ひとつ外れた点にポジションを取ること
日常に可能な限り馴染ませながら、少しのエンタメ性を混ぜること
です。

その時に参考にしたのが山下さんのこのnoteでして
膝を軽快に打ちたくなるほどなるほどな記事なので
ぜひ読んでみてください。


うちは個人店ですが、そこそこのスピード提供を目指していて
料理が“思ってたより早く出てくる”ところを大切にしています。
そこはマックやすき家のようなチェーン店に寄せていて
なおかつラーメン文化の強い青森に寄った形をとっています。

また、“早く出てくる”だけだと安さでチェーン店に負けるし
ラーメンだと競合相手がたくさんいて僕の貧弱な腕だと一瞬でへし折られます。

だから乾麺よりも早く出せる生麺を選び
ラーメンではなくパスタにしました。

ポジションを決めて終わると
ただの一発屋になりかねないので
次はいかにリピートしていただけるかで

毎日同じ店に通う人なんていなくて
週に1回でも来てくださるだけですごいことだと思っていて
それをありがたいと思うだけではなくて
週1回くるような仕組みをお店側で作ることが大切だと思っています。

2週間に1度メニューが替わるのはそれが狙いで

2週間という期間を設けることで行かなきゃいけないと思ってもらえるような限定性と
さらに2種類を替えることで1週間に1度くれば間に合うという
いつのまにか週に1回くることになってる暗示をかけています。

しゃべるの遅いし、ぼけーっとしてると思われている加藤ですが
割と考えてます。死にたくないので
#内心必死です

飲食店ってはじめるのは簡単ですが
続けるのはかなり難しくて
2年以内に半分が閉業すると言われています。

それを知ってるからこそ
まだこの約2ヶ月はオープン景気のボーナスタイムだと思いますし、ここからが生き残りをかけたサバイバルの始まりで
次なる施策が必要だと思っています。
#地獄へようこそ

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