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上も下もない
明日何するんですか?昨日何してたんですか?という質問が全く好きになれない加藤です。
#それ聞いてどうする
#そんなに興味ないやろ
#しかもそこから話広がらないやろ
営業中にちょっとしたミスが起こることは頻繁にあります。それが新人でもベテランでも、後輩でも先輩でもです。
うちの店は半年前にできたばかりで、働いている皆さんは立ち上げの時から一緒にいる人たちばかりです。
だから新人、ベテランもないんですが、あるとすれば年齢の差くらいなもんです。
ある日、先輩(年上)がミスをしました。
そしてそれを後輩(年下)が注意しました。注意というかキレてたに近いですね。
まあそんなことでキレる後輩もあまりよろしくはないですが、その時の先輩の対応が良くなくて
まあいわゆる”無視””無反応”というやつです。
「伝票捨てちゃったら、わからんやん」(後輩)
「・・・」(先輩)
後輩も直接面と向かって先輩に向かって発した言葉ではないですが、その先輩も近くにいて明らかにその先輩に対して発している言葉だとその場にいた誰もが分かる状況でした。
すぐに謝れないのってやばいよなって思いました。
謝ることに先輩後輩なんて関係ないし、今回に関しては明らかに先輩が悪かったはずなのに謝れないのはどうなのかなと思いました。
後日談でその先輩から話を聞くと、自分のミスであったことは認めていましたが、その言い方に腹が立ったとおっしゃっておりました。
自分のミスを認めていたのであれば謝るべきだったと思うし、本当に自分のミスだって自覚しているのかと疑問でした。
謝ることが全てではないですが、なんだか成長が止まっているように思えました。
「加藤さん、僕完全に習得しました。」
「え?なになに?」
「完全に液体にした後に明太子を入れると分離しちゃうんです。だから少し緩くした後に明太子を先に混ぜるんです。」
「まじかーー!天才かよ!」
「(ニヤリ)」
とある日の僕とキッチン後輩の会話です。
教える教えられる
怒る怒られる
そのことに上も下もないと思うんです。
どんな人であっても話を聞ける素直さって大事だなって思います。
年を取るとだんだん人の話を聞かなくなる気がします。
自分は知ってるわかってる
自分が正しい選択をしている
そんなわけないじゃないですか
日々移りゆく世界に過去の正解が今の正解なわけがありません。
自分がいつも正解じゃないこと
外からの情報を拒まないこと
それさえ頭に入れとけば成長は止まらないと信じています。