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元旦の骨折
2025年1月1日
夕方、サッカーをやっている息子に、走り方をみんなで教える流れになった。
今年の目標として、ジョギングや散歩など、健脚的なものを掲げる予定だった私としては、幸先の良いきっかけではないか、などと内心思っていた。
かつて、相当なかつて俊足FWだった私は初速の上げ方や、5メートルあるいは10メートルのぶっちぎる走り方を口頭で説明していた。
何度説明してもうまく動いてもらえない。
それが悲劇の始まりであった。
中学生の時の測定で50メートル6秒フラットだったため、スタート次第では10メートルであれば、1秒ちょい、遅くとも2秒はかからずに到達できるというイメージを残したまま、数十年の歳月は肉体を悲しい方向に変化させていた。
いや、実際には、そのぐらいの速度だったのかもしれない。実際妻も娘も相当なスピードだったと語っている。
いや、そのくらいの速度が出ていたということにさせてほしい。
全治3ヶ月の重症を負ってしまったのだから、そういうことにさせていただきたいところではある。
簡単に言うと、走ってこけて骨を折った、と言う非常にダサイ事実を元旦早々に起こしてしまいました。
これは非常に恥ずかしい。
1年の初めに、みっともなさの極みに到達してしまったのである。
もう少し正確に、そして少し自尊心を守りながら説明するのであれば、ものすごい速さで走ることはできたが、残念ながらそれを止めることができるほどの肉体ではなかった、と言えるであろう。
1秒10メートル走れていたと仮定して時速36キロである。
まぁちょっとした交通事故です。怪我をしたとしても仕方がない。そんな速度です。
止まれなかった。止め切れなかった。
右手の手首は痛い。左手の手のひらは痛い。鼻の下と口の中は血まみれで痛い。
主な痛みはこのあたりですが、体全体が痛い。
そんな感じでした。
過去に2回手首を折っていますが、その時の経験から、これは確実に折れているなと思いました。
確認したポイントは2つ
手首が動かせるか
反対の手を思いっきり握れるか
いずれもできなかったので、骨折と確信し、妻に救急病院連れて行ってもらうことにしました。
とはいて元旦の救急ダイヤルは、特にパツパツらしく、どこの病院もけんもほろろな対応でした。
説明の仕方を変えた時、そして向かう先のエリアを変更した時、ようやく見てもらえる病院が出てきました。
そこにたどり着き診察してもらうことができました。
ここまで転倒してから、約3時間。
ちなみに、去年も1月2日にサッカーの初蹴りで肉離れを起こして、同じような状況になったと言うのになんと間抜けなことでしょう。今年の正月は利き手の自由を失いました。
つい半日前までバリバリに、正月料理の準備をしてたというのに、残念ながらその食い物は、聞き手で口に運べないことになったのでありました。
診断結果
骨折。ただし本日は応急処置しかできない。
手術のできる病院での再診察が必要、との事でした。
手術のできる病院での再診察
手術のできる病院での再診察
なかなかのパワーワードです
あまり元旦に聞きたくないこのパワーワードとともに応急処置でギブスをつけて帰ってきました。
続きます