加藤みき12の政策
※本記事は別のブログに2023年4月22日に投稿していた内容を転記しています。
加藤みき の活動のスローガンは「当事者だからできること」
生活で課題を抱える区民の一人ひとりの生活を、私が当事者目線で変えていきます。
私の得意分野は当事者/家族である「発達障害」「食物アレルギー」「ひとり親」「子育て」など。
これらに限らず、区民の方から頂いた課題は、一緒に取り組んでいきます。
今日は「子育てしやすい街」と「みんな暮らしやすい街」2つのカテゴリーに分けて計12の政策をご紹介します。
子育てしやすい街
今日頼れる託児制度
北区には既にベビーシッター利用支援事業やファミリーサポートなどの託児の仕組みがありますが。しかし子育ての当事者の私はこれらの仕組みを使ったことがありません。
なぜならサービスへの登録や日程調整など手配するまでの手順が煩雑で諦めて自分で保育するかママ友に頼む方がラクだから。
せっかく手厚い仕組みがあっても、実際利用するハードルが高ければ当事者の支援として不十分です。
もっと気楽に予約ができる、「今日から使える託児制度」を創設します。
例えば、「いつでも保育士が待機している、預けられる児童館」の運営。出張対応、夜間対応も含め、困ったそのときにいつでも頼れる仕組みを準備し、突発的なトラブルが多い子育て世帯に寄り添います。
保育園のお昼寝見直し
働く世帯が子どもを預ける保育園の多くには、お昼寝の時間があります。平均2-3時間のこの時間は、0-3歳の体力に乏しい低年齢期には必要ですが、4-6歳のお子さんにとっては夜の就寝時間が遅くなるなど生活習慣への悪影響がでやすいです。
お昼寝の全年齢での実施は、一人で多くの人数の保育を行わなければならない保育士の配置基準も影響されています。少ない人員のなかで、お昼寝の時間に業務をこなすことで現場はなんとか回っているのです。
お隣足立区では10年以上も前から区立園で年長児の一斉寝かしつけをやめ、私立園も追従しています。北区でも現場の様子や子供達の様子を考慮しながら同様の対応を勧めます。
人員が足りないのならば加算保育士の予算をつけます。
食物アレルギー対応の給食室
給食費が無償になった北区ですが、アレルギーにより給食を食べられないお子さんは学校にお弁当を持参しています。
ただでさえ毎日の生活で外食や中食に頼りづらいアレルギー家庭に給食を提供できる環境整備をすすめます。
コンタミネーション(微量混入)のリスクを鑑み、専門家と連携しながら専門給食室の増設を目指します。
誰にでも合理的配慮
昔なら「変わった子」と思われていたようなお子さんが、発達障害と診断されることが増えてきました。困りごとがあるお子さんは、特別支援指導を受けることができます。
発達の凸凹はどんな人にもあり、指導を受けるほどではないけれど実は困っている人はたくさんいます。
専門の職員だけでなく保育士・教諭など子どもに関わる職業の方、保護者などにも特別支援の研修を受けられる機会を設け、誰でも合理的配慮が自然と行われる社会環境を作ります。
所得制限の撤廃
各種所得制限により年収と可処分所得が逆転している制度が多く存在し区民の生活を圧迫しています。
私もひとり親関連の手当で手取りの逆転現象がおき、離婚した初年より2年目の方が生活が苦しくなりました。
不公平感が強い制度に、区独自の給付を行います。
教員の働き方
私の友人の教員は、長期休暇でさえ朝から晩まで毎日学校に行き、子どもの保育園のお迎えもできないほど多忙な生活を送り、いつか過労死するかもしれないと漏らしています。
教員でなくてもできる業務(事務作業や行事の椅子並べ、児童・生徒の生活サポートなど)に外注、地域ボランティアなどからのサポートを導入し、教員は授業に専念できる環境を整えます。
また集金袋などのアナログな習慣は区が主導で効率化します。
みんな暮らしやすい街
デザインを工夫した区広報
役所が作成する書類が分かりにくく、必要な支援や情報へのアクセスが制限されています。
デザインとは見た目が綺麗にするというだけでなく、伝えたい情報を分類し分かりやすく精査するところから始まります。
区役所内にデザイナーの専門職を採用し、分かりやすい情報発信をします。
またUI/UXから見直し、より区民に開かれた北区を目指します。
スマート行政の推進
アナログで時間がかかり、スタンプラリーのように各窓口をめぐる必要があるお役所手続きを改善します。
窓口の集約化、窓口の混雑予想やリアルタイム情報、休日窓口の設置、オンライン申請の拡充など。
災害に強い街
阪神淡路大震災を経験した神戸市出身の私は、災害への対応は欠かせない課題だと認識しています。
災害に強い区役所の建築計画や避難所の整備と、小中学校を通じた防災グッズの配布や、オンライン受講できる防災訓練、防災士受験の補助など区民の備えを支援します。
路上駐輪問題
都内で一番放置自転車が多い赤羽。その背景には駐輪場の不足があります。
交通の便がよい北区は自動車の所有率が低く自転車が区民の足として定着しています。
活用されていない公園(広場)や通行人の数に見合っていない太い歩道など、デッドスペースになっている場所へ駐輪場を新設します。
受動喫煙・ポイ捨て問題
北区内は全域禁煙のはずなのに、路上や公園での歩き煙草、吸い殻のポイ捨てが横行しています。
また駅前の喫煙所はオープン型ばかりの受動喫煙の温床。
北区は煙草に関しての対応が遅れています。
喫煙所の適切な配置、歩き煙草の厳罰化、定期的な路上清掃などにより、歩き煙草を許さない北区を作ります。
野良猫問題・地域猫活動
北区には野良猫による糞尿や騒音の被害の訴えが多くあります。
猫に対する虐待事件なども発生し、その悪意が人間にも及ぶのではないかと地域住民の不安の声もあります。
このような区内のあちこちで野良猫に悩まされている人がいますが、その対応は不幸な猫を救いたい地域猫ボランティアの善意に頼っています。
人も猫も不幸にならない社会を目指し、ボランティアの登録制の導入や、避妊手術費用のチケット化など保護猫活動を支援します。
以上です。
候補者が自分をアピールできるのも今日、4月22日が最後となりました。
有権者の皆さんは各候補者が「何をしてきたのか」「何をしたいのか」を見極め、投票をお願いします。