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知らぬ間に知っているもの
知らないはずなのに、すでに知っている・・・そんな謎々に真正面から答えるのが、このもの。
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"鎌倉彫"とも言えるのですが、知ろうとしていなくても、どこかで絶対に出会っていて、記憶してあって、家の中での出来事を思い出す時の密かな名脇役のようです。
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記憶って面白くて、なんでこんなことを今、思い出すんだろう?という変なタイミングで思い出しては、覚えていたいことをばかり忘れてしまう。そして、どうでもいいことを詳細に良く憶えていて、忘れたいと思っていることを忘れられないでいたりする。色素沈着みたいなもんなんでしょうね。私の記憶の中の"家"の記憶の中には、この鎌倉彫の姿が沈着しています。
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ランドリー・・・
どこか懐かしさを感じる、帰る場所としての「 写真 」「 道具たち 」を扱っております。
[ ものがたり ] 盆暮れ正月となれば、何かをするためというわけでもなく、とりあえず帰ろうとする。でも「 帰ってきた 」と、心から深くそう感じられる場所へ、ふと帰りたいと思って振り返った時には、いつの間にか、もうその場所はどこにも無いと気づくこともある。そんな時に、何気なく撮っていた一枚の写真がその役割を果たす時があるように、家のどこかでなにか見覚えのあるような道具たちも、心の帰れる場所があるのでは?と思ったのでした。みなさんにとっての「ただいま」を、感じてもらえる体験となれたらと思います。