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私たち、親友だよね?

きっと、夜に更新しているから宵っ張りになってしまうんだと、レベルアップと共にポイゾナでも覚えたかのように、ちょっとした悟りを得た今、起きてすぐの時間にアップしようかと思うのでした。副交感神経を調整するってばよ!ってな感じでしょうか。"毒気し草"の出番を、これ見よがしに奪ってしまってすみません。


「私たち親友だよね?」小学校高学年くらいの頃に、真っ向からそう聞かれたことは結構覚えていて、衝撃というか、心の中「(まぁそうだけど)うん。」みたいな。

「あのう、これも半額になりますよね?」
「・・・・あっはい。」

と、これから半額になるであろう商品に、強引に先に半額シールを貼ってもらうような、そんなけっこうなプレッシャーが「親友だよね?」にはある。そして、きっと本当の親友同志なら聞かねぇんじゃねぇかっていうフレーズ。本当にあと数分で半額にはなるんだから、ちょっと待ってそっと持っていけばいいのにという。

「ごめーん!1時間もおくれちゃったー。でも私たち、親友だもんね?大丈夫だよね?」

そして強引さに負けて、自然といつも下にいる私。まークレープ食べるのも新大久保へ行くのも好きでも嫌いでもないから行っても良いけど「あっごめーん、お金足りないや。貸してくれる?」と、今日もちょっと多めに払う私。

「怖いから先に行ってくれる?」と、こんな時ばかりは前に行く私。「失礼しまーす。〇〇先生いらっしゃいますか?」と、苦手な先生に話をし終えて「・・・ほんと、助かったー!ありがとう。またね!」と、ささっとどっかへ行く親友(?) 。

と、一人になるとクルリと後ろを向いて見てみるのでした。


でも、親友って大人になって「いる」と答える人どれくらいいるんでしょうかね?幼馴染だったり、知人、友人、恋人、家族、職場の人、ご近所さん、師匠、先生なんかはいるかもですが、面と向かっての「親友」がいると答える方は案外少ないんではないでしょうか。大人になってみると「あっこんな時はあの人に・・・」と、ズル賢く連絡を取ったりしてしまったりする時もあります。と思うと、期間限定の濃密な時間を過ごす友達のことを「親友」と呼ぶのかもしれませんね。そう思うと、自分が一番の親友と言えるような気もしてきました。・・・「ベホイミ」覚えられたかもしれません。





ランドリー・・・

どこか懐かしさを感じる、帰る場所としての「 写真 」「 道具たち 」を扱っております。

 [ ものがたり ] 盆暮れ正月となれば、何かをするためというわけでもなく、とりあえず帰ろうとする。でも「 帰ってきた 」と、心から深くそう感じられる場所へ、ふと帰りたいと思って振り返った時には、いつの間にか、もうその場所はどこにも無いと気づくこともある。そんな時に、何気なく撮っていた一枚の写真がその役割を果たす時があるように、家のどこかでなにか見覚えのあるような道具たちも、心の帰れる場所があるのでは?と思ったのでした。みなさんにとっての「ただいま」を、感じてもらえる体験となれたらと思います。



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