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再始動一歩目

『かとうけんぴ』として再始動して1ヶ月半。今までにないくらい動き回り、ようやく一息入れられたので、その間やったこと、感じたこと、考えたことをまとめたいと思います。

農家さんへの訪問


10月は高橋農園さん、11月はこばと農園さん、ないとう農園さん、清水農園さん。サツマイモの仕入れとは関係なく、入間市の有機農家さん。
なるべく農家さんに直接お会いし、肌でその方の雰囲気や、畑の空気感を感じることを大切にしました。
一応質問を考えたりしたのですが、その場の空気感に任せてその通りいかないことが多かったです。でも、もうちょっといい質問てきるようになりたいなと思いました。

あと、新鮮な美味しい野菜が食べられるようになって幸せ。

直売日の販売

旧店舗のあったお隣、『よりみちことり』さんで10、11月と月一の直売日を行いました。
10月は、かとうけんぴとして初めての再始動の日でもあり、こちらも期待と不安の入り混じった時間でした。

結果として、店舗を辞めて今の形だから出来たうれしい時間もある一方で、課題もたくさん見えてきました。
特に、やりたかったことでもある「芋けんぴを通して、その背景にある人や自然の空気感も伝える」というのは難題です。もっと説教くさくならず、楽しいが入り口でありたいし、僕が紹介してるものは地続きで、拡がりのあるものとして感じてもらえたらと妄想しています。

ネットショップでの販売


パッケージを作り、ホームページを作り、運送会社を手配して、なんとかネットショップもオープン出来ました。

直売日には来れないけど、再開を気にしていただいた方々からご注文くださりました。直売日に来てくれた方も含め、ひとつひとつのご注文が、本当にうれしかったです。ありがとうございました!

しかし一方で、これで稼げるような売上ではないため、経済的なプレッシャーを感じました。一時期疲れもあって、自己否定感、社会からの疎外感が強くなり、お店やってた時と同じような状態になりました。
お金の問題は、理想論やきれいごとでは済まず、性格や個性、何が出来るか、どう暮らしたいかなどなど、現実問題として目を逸らせないもの。一番苦手なところだけど、諦めずもがき続けたいです。

肝心のネットショップは、HPデザイン、ネットショップのシステム等、手直ししたい部分が多いので、これから少しずつ進めていきます。

信頼でつながる委託販売


現在、委託販売で2ヶ所、商品を卸しています。
ひとつは、大阪野田阪神『小原春香園』さん。
もうひとつは、埼玉三芳町『高橋農園』さんの直売所。

ご好評いただいてるようで、少量ずつの納品なのもあり、ほぼ完売。ありがとうございます!
自分で売るのより、違う拡がり方をしてる委託販売は、信頼があってこそなのですが、すごく可能性を感じてます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

『かとうけんぴ』以外の部分

かとうけんぴの活動以外でも、感じたこと考えることは多かったです。
今も兼業という形でバイトしてて、いろんな会社をみてきました。

規模の大きい会社、伸び盛りの会社、ワンマンの会社。利益や社会的意義を求めるのは悪いことではないですが、どの会社も従業員の幸せを優先するものではありませんでした。

利益優先の考え方だと、従業員って人間というよりも、人件費とか生産性という数値なんですよね。機械のような仕事を要求され、尊厳が奪われる。そんな仕事でいいんですか?

かとうけんぴの行動方針のひとつ。

生産者、従業員、お客さん、家族、目の前の人に喜んでもらえる仕事をする

というのは、そんなところから生まれました。

仕事は、暮らしと直結し、人生の大半をかけるもの。自分の心が求める、いい仕事がしたいと思いませんか?






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