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上海ディズニーランドに行ってきた(0)ーーー準備・言語など


わが家においては旅行は最大級の価値があり、暇さえあればどこかに出かけている。交通手段と宿を確保しておけば、あとは何とかなる、という感覚なので、その他のことはいつも直前に大慌てで準備することになり、1週間前には必ず準備が完了しているという妻の知り合いなどにはいつも呆れられている。いつのことか忘れたが、出発前日の夜に荷物をパッキングしていて、いざスーツケースを閉じようとしたら金具がダメになっていてどうしても閉まらず、夜中にドンキにスーツケースを買いに行ったこともある。

SIMカード

そんな中で、一つだけあらかじめ準備しておいたのが、SIMカード。現地で手に入れることも多いのだが、中国の場合はGreat Firewallの問題があるので、4G高速データ通信 中国本土31省と香港で7日利用可能 プリペイドSIM というのを妻の分と2枚分手に入れておいた。

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私はもともとSIMフリーであるが、妻のiPhoneはキャリアーで買っているので、SIM unlockの手続きがいる。妻はそれほどそういうことに詳しいほうでもないが、ネットで調べて無料で簡単にできたようである。(窓口でやってもらうと3000円かかる)。空港に到着していざ使うときの初期設定も、取説の通りやれば簡単であった。(カード入れ替え用のピンを忘れ、案外代用できるものがなく困ったことがあるので、今回はちゃんと持って行った。) これでgoogleでも何でもいつも通りに接続できて便利であった。ディズニーランド内やホテルでは、WiFiにつないでしまうとかえってそれらのサイトにつながらなくなる、という倒錯した状況になっていた。Great Firewallすげえ。

アプリ

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上記のアプリはダウンロードした。Alipayについては別記した。百度地図は中国では必須とのことだが、日本語はもちろん英語対応もしておらず、google mapと併用して使っていた。タクシー乗っているときにおもむろに助手席で百度地図を開いたら、運転手さんに対して遠回りしてぼったくりはできないというプレッシャーにはなったかもしれない。

DiDiはタクシーの代わりに使いたいと考えていたのだが、やはり認証でひっかかった。また、上海には大型のワゴンがほとんどないようで、DiDiの車両のグレードでも選択できない。すると、大人3人子供3人だと2台必要となり、2人分認証するのはさらに困難と思われたため断念した。DiDiは日本でも使えるようであるが、日本で使っていたらそのまま使えたのであろうか?その辺は不明。

WeChatはlanguage exchangeなどのためにもともと使っており、優れたアプリなのは知っていた。妻の友人も中国人の知り合いがいる関係で使っていた。妻にもダウンロードしてもらって、いざというときの連絡用としたが、その目的では幸いに不要だった。

言葉のこと

当たり前だが、日本語はほとんど通じない。英語については、上海は世界有数の大都市だし、ディズニーランドで働いているような人なら英語であればそこそこできるのではと思っていたが、意外なことにあまり通じなかった。初日にToy Story Landに行こうとしてキャストに聞いたのだが、"Toy Story" が通じずびっくりした。”Toy Story” が通じないDisneylandは世界中でここだけの気がするが、これはたまたま自国の言葉 (玩具总动员 Wánjù zǒngdòngyuán)に訳されてしまったからなのかもしれない。日本でも例えば「おもちゃ物語」とか訳されて一般的になっていたら、”Toy Story”では通じなくなっていたかも。ただ、一般的に言っても英語はできない人が多かった。レストランなどでも英語ができる人は限られており、困ったときに呼ばれていた。子供たちの "Sticker, please!" も通じないことが多くて、"请给我贴纸 Qǐng gěi wǒ tiēzhǐ” などと教えたりしていたが、苦戦していた。しかしそのうち Guest Service など英語が通じる人がどこにいるかを嗅ぎつけるようになった。子供って本当にすごい。


上海ディズニーランドに行ってきた(1)---アトラクション

上海ディズニーランドに行ってきた(2)---Alipayが役に立ったよ





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