ソースコードが読めないときの対処方法
未経験からJocyのエンジニアになって、現在二ヶ月ほど働かせていただいている加藤です。
既存のソースコードを理解する時、「長い、、読めない、、」ってなって挫折しそうになりませんか。
私はなります。そして同じように苦戦している方はたくさんいると思います。
そういった時の対処方法として、先輩に教わった非常に便利な方法をお伝えします。
それは、「不要そうなコードをひたすら削っていく」です。
ここでの不要なコードとは、「最低限の処理にはなくてもいいコード」 です。
何十行、何百行あるコードのなかでも、その機能において重要なコードって実はほんの一部だったりします。
ファイルには、ずらーーーーーっと書いてあるけれど、削りに削っていくと、大事な部分は実は数行だけで、それさえあれば実は求めている処理自体はできてしまうみたいな。
「今回の実装、多分ここらへんのコード使えそうだな、でもコード量が多い、どこを使えるんだ??」ってなったときとか、サービスの機能を一つ一つ理解していく時に役立ちます。
既存の機能を理解したい際に便利だとお伝えしましたが、エラーの解決手段としても役に立ちます。
特に自分以外が書いたコードの時や、自分が書いたけど時間が経って忘れしまったコードのエラーの対処時などです。
エラーが出たとき、コードを理解できていないと解決に時間がかかります。
そんなとき、コードを一つ一つ削っていって、理解していくと解決策が見えてきたりします。
これもどこまで動いているかを確認するひとつのデバッグ手法かなと。
コードが読めない時って、眺めているだけだと解決に時間がかかる場合が多いと思います。
じゃあ色々試してみる方が早いって気づき始めたこの頃です。
その一つとして、不要そうなものを色々削るのはおすすめなのでやってみてください。
「これを削ったら動かないんだ」みたいなことを繰り返しているうちに少しずつ理解できるようになります。
とりあえず片っ端から不要そうなコードを削っていくのは、そこまで頭を疲れさせなかったりします。
コードが長いと読む気もなくなったりしますが、この方法だとファイルがすっきりして見るべきところがハッキリしますし、なんなら削りまくる爽快感もあります。
試してみてください。
以上、ソースコードが読めないときの対処方法でした。