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母との思い出を行き来する


ここ最近は
本を読む時間が持てている
ありがたいことだ
学生の頃は母の影響もあり
本をよく読んだ
足繁く図書館にも通った
卒業して家を出てからは
社会に揉まれるという忙しさにかまけて
読書からはとんと遠ざかった

読了したのは先日借りて来た
“にぎやかな落日”
「老いて行くということ」が
物語の大半を占めるのだが
そこに自分と母を重ねずにはいられず
終始懐かしいような
思い出の中を行ったり来たりしているような感覚だった

父が亡くなり
ひとりで暮らしている母が
どうしたら喜ぶのか
今ではよくわからない
というか今まででも
よくわからなかった
破天荒な生き方を貫いて行く娘にはもはや
何も望んではいないのかもしれない

次に帰省するのは年が明けてからだ

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