その貧乏ゆすり、危険につき
私は貧乏ゆすりが大嫌いである。
毎回高鐵や飛行機に乗ると、隣に座る中国人男性がほぼ100%といっていいほど貧乏ゆすりを行う。
そのあおりをうけて、彼の足と私の足ががっちんこする。非常に気分が悪い。まあ、別に中国人に限った話ではなく、日本人でも貧乏ゆすりをする人はいるっちゃあいるが、割合で言うと中国人の場合貧乏ゆすりをする人は、特に男性において80%はいるんじゃないだろうかと錯覚するほど貧乏ゆすりをする。
カフェにいても、レストランにいても、食堂にいても、相席になると必ずと言っていいほど相手からの波動が伝わってくる。私はそれに対して「殺意の波動」をもって押し返すのだが、あまりにひどいと口頭で注意する。口頭で注意しても聞かない場合、彼らの足が私に触れた瞬間足で小突き返す。
これを見ていると欧米では日本と同じでマイナスイメージをもたれていることが分かる。お医者さんのウェブサイト等を見ていると健康によいのだとかいう意見もある。
Googleで「中国人 貧乏ゆすり」で検索すると結構な数のサイトがヒットする。それだけ彼らの貧乏ゆすりを良く思わない日本人がいるということだろうか。
日本人が「こらあかん」と考えている行動が、中国人が見るとそれ全部中国人の「陋习」(悪習)やん!という面白い記事もあった。
中国人の貧乏ゆすりについて考察されているNOTEもあった。中国においても昔から貧乏ゆすりという行為はよいものだと考えられていなかったことが分かり興味深い。
私が見るに、多くの中国人男性が暇さえあれば貧乏ゆすりをするのは、「甲斐性の無さ」「忍耐力の無さ」「暇つぶし」「心理的不安や欲求不満」によるものではないかと思う。
カフェでカップルが楽しそうに談話しているのに、男性が女性と喋りながら両足で貧乏ゆすりをしているのを見ると、この男性はこの女性と一緒にいたくないのかとか、もうお喋りは堪忍してくれとか、もう早く他の場所に行きたいと思っているのか、とか色々勘繰ってしまう(笑)(多分どれかに当てはまっているだろう)
それはまるで、喫煙者が口寂しさに、手持ち無沙汰にタバコを吸うのに似ている気がする(私はタバコを吸わないのでよく分からないが)。
いずれにせよ、中国でも貧乏ゆすりを不快だと思う人はいるし、貧乏ゆすりという行為によって、周りの人に影響を与えていることは事実なので、本当に辞めて欲しい。