闇の帷が降り、結界が崩壊する時
不正シリーズ第一弾ケーススタディ、このお話は実話を元に改良したフィクションです。その点ご了承ください。とはいえ、かなりリアルな場面も多々あるので、中国駐在中の方々には色々ためになる話が満載です。故にこれより下記有料とさせていただきます。
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夜も11時を過ぎた頃だろうか、急に眠気を催し、さて寝床に入ろうかと思っていたところ、iPhoneの画面に会社のメール通知が表示されている。
私はなんだか嫌な予感がした。
普段この時間に私にメールを送ってくるような輩はまずいないからである。
私は、恐る恐るその通知をタップし、Face IDでロックを解除した。
・・・・
なんだよ、表示にやたら時間がかかるな、どんな重たい添付つけてんだよ?
おっ、表示が開いた、っておい、衝撃的な題名だな!
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