スパイスからカレーを作る
お世話になっております、さんかてつです。
全ての過程をすっ飛ばして結論を申し上げますが、今回はあるエントリの紹介記事になります。それがこちら
読んでいただいた通りではありますが、「インド人が100均に売ってるスパイスで作ってくれた本格カレーを調理工程と共に紹介したよ」って話です。
実際のレシピとかはこれをしっかり読んでいただければ馬鹿でも作れるので省略。
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さて、先ほどわざわざ”馬鹿でも作れる”と述べた理由が「割と書いてる内容を無視して作ったけど美味しくできちゃった」ところにあります。
まず「スパイスから作る本格インドカレーを作りましょう」と言われたら頭に浮かべる人も少なくなかろう課題が「スパイスの調合」でしょう。
これを大体解決してくれるのが100均でもスーパーでも買えるガラムマサラ。記事でも紹介されていますが、これにはコリアンダー、グローブ、カルダモンなどなど必要なスパイスが既にミックスされています。スパイスの香りの特性はおろかターメリックがウコンであることも知らない僕のようなスパイス初心者は何も考えずこれ入れてください
さらにこのレシピ、面倒がってほとんどの材料を目分量で突っ込んでも美味しく作ることができます。
調味料はもちろん、油、ヨーグルト、鶏肉、挙句の果てには一部のスパイスまで目分量で入れています。記事の中ではにんにくとしょうがは細かく刻んでペーストにしていましたが、これも面倒だったのでチューブのものを使いました、目分量で。トマトはたまたまカットトマトを煮たやつの缶詰があったのでそれ全部入れました。お湯300mlに至っては入れていません。ちゃんと計って入れた調味料は「塩 大さじすりきり1」のみです。
そんなこんなで記事をよく読んだり読まなかったりしながら作ったものがこちら。
めっちゃカレーやん...。
口当たりはまろやかで少し甘めでありながら、あとから少しだけ顔を見せてくるスパイスの辛さが程よく食欲を刺激する感じの仕上がりになりました。
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このカレーを作るにおいて最も重要だと思ったこと、それは「忍耐」です。僕がこのカレーを作るためにかかった時間は約2時間、そしてその半分以上が玉ねぎを飴色になるまで煮詰める工程です。
そう、玉ねぎとかいうやつがめちゃめちゃ難題だったのです。家にフードプロセッサーがあるお金持ちの方や料理のモチベーションが十二分の方は当てはまりませんが、2玉の玉ねぎをみじん切りするだけで約20分の時間を要し、そこから1時間は玉ねぎを弱火で煮詰めていたわけです。この玉ねぎに注いだ時間だけで普通のアニメ4話は見ることができます。
この暇な時間をぐっと耐え忍び、鍋のふたをパカパカ開けたくなる気持ちをぐっと堪え、スパイス入れてからも焦げ付かないようにひたすらかき混ぜ続けた「忍耐」の先にちょっと贅沢な美味しいカレーは待っているのです。
カレールー買ってきて炒めれば出来上がるカレーもよいでしょう、でもスパイスから作るカレーは玉ねぎを増やしたり記事では入れていなかったヨーグルトを入れれば甘くまろやかに、ガラムマサラや唐辛子をもっと入れればスパイシーに作れる自分好みのカレーは、時に時間とお金を贅沢するのに持って来いではないでしょうか。
手がスパイス臭くなってしまって早く洗いたいので本日はここまで。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
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