あの場所まで、鳥のように
宮本浩次さん、紅白歌合戦出場おめでとうございます!
本当に本当に嬉しいです。
正直な話、あまり知識も興味もない私は紅白歌合戦に関心が低くて、どなたが出場するのかという毎年の悲喜こもごもとも無縁なまま生きてきました。でも、去年からは違います。去年の昨日、『ROMANCE』が発売されるやいなや快進撃が始まり、追加発表の中にお名前があるのではと期待に胸が高鳴ったのを思い出します。
迎えた今年は、去年よりさらに何段階もギアを上げながら疾走するあなたを、追いかけるのが嬉しくて楽しくて、あっという間に1年が過ぎ去ろうとしています。そして今日、会いたい人のもとへ会いに来てくださる日本縦断の旅の真っ只中に、この嬉しいお知らせが届きました。まさに機が熟した、満を持して、とはこういうタイミングのことを言うのでしょう。去年選ばれなかったのは、今年選ばれるためだった、そう思わずにはいられません。
どれほどに喜んでいらっしゃるだろうかと思うと、それだけで胸が熱くなって、あなたが喜んでいらっしゃるだろうという、それが、そのことが自分のことのように嬉しいのです。
新しい年の幕開け、今年最初の太陽が昇るその瞬間、“夜明けのうた” の特別映像が重くのしかかった暗雲をやさしいあたたかい光で消し去ってくれました。希望の曙光に包まれたあなたは、今にもふわりと大空へ舞い上がってゆくかのようでした。そう、風をまとい、大きな翼をはためかせて空を飛ぶ鳥のように。
言い訳するなよ 己を愛せよ
鳥が飛ぶ様に 俺よ歩け
( “季節はずれの男” )
鳥が飛ぶように歩け。
そうやって今日まで、歩いて来たのですか。
だとしたら、鳥が舞い上がるように見えたのも不思議ではないのかもしれません。
鳥が影落とし目指してく 雲が生まれくるあの場所まで
過ぎる日を都会(まち)を 今日もまた歩く
( “明日への記憶” )
鳥が目指していくあの場所まで。
雲が生まれくるあの場所まで、今日も。
俺は今日も夢追いかける
空を行くあの鳥のように
( “shining” )
そうやって、今日も、
あの鳥のように、軽やかに気高く美しくありたいと祈りながら。
空の彼方を目指しながら。
鳥が影落とし舞い上がる あこがれてやまぬあの場所まで
過ぎる日を都会(まち)を 今日も俺は行く
( “明日への記憶” )
あこがれてやまぬあの場所…
雲が生まれくるあの場所…ならば空の彼方?
…いや、
shining 今が俺の目指した場所
そして俺の始まりの場所
( “shining” )
煌びやかなスポットライトの光が降り注ぐ場所。
長い時間をかけて還ってくることができた始まりの場所。
あこがれてやまなかったあの場所に、今、立っていますか。
本当におめでとうございます。
大晦日、楽しみです。
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