菓te-riのバターサンド×高校生コラボ企画vol.1『高校生の新しいアイデア』篇
昨年9月、一つの企画が始まりました。それが、延岡商業高校の生徒さんと菓te-riがコラボした、新しいバターサンド開発プロジェクトです。アイデア出しからデザイン、販売まで、高校生と二人三脚で取り組んだ様子を、全3回に分けてお送りします!
高校生からの斬新なアイデアに驚き!
商業高校生目線で、宮崎県産品を生かした新しいアイデアを提案・商品開発し、学校祭で販売するというこの企画。菓te-ri店主の椎葉さんと、菓te-riの商品デザインを手がけるオノコボデザインの小野さんが参加しました。
初めての顔合わせはオンラインで。代表生徒14名が、一人ずつ考えてきたバターサンドの味やパッケージデザインをイラストに描いて提案しました。
野菜嫌いの子どもに食べてほしい「にんじんバターサンド」や、大人向けの組み合わせ「チョコ&オレンジバターサンド」、宮崎県産の「ワインバターサンド」、最近流行りのレトロな「クリームソーダバターサンド」などなど……。
高校生らしい斬新なアイデアと、ターゲットもしっかり考えた商品コンセプトに、プレゼンを受けた椎葉さんや小野さんは関心しきり。
さて、どのアイデアを採用し、実際に商品開発を始めよう?
椎葉さんと小野さんでの相談の結果、高校生から人気の多かった「チーズ」バターサンドと、商業高校のモチーフでもある「さくら」のバターサンドを採用することになりました。
商品開発とクリエイティブワークがスタート
ここからは、椎葉さんの腕の見せ所。チーズ味はクリームチーズをたっぷり使用し、大人の味に。さくら味はさくらんぼで甘酸っぱい味わいに仕上げていきます。宮崎県産の食材を使い、高校生のアイデアを形にしていきました。
高校生は、12月の学祭『桜マーケット』での販売に向け、パッケージデザイン、ポスター、コマーシャルなどを、オノコボデザインのスタッフと一緒に制作していきます。
コンセプトとキャッチコピーづくり
まずは、コンセプトとキャッチコピーを考えます。
さくらチーム・チーズチームの2組に分かれ、放課後の時間に集まってターゲットや商品コンセプトについて話し合いを重ねます。
高校生とのミーティングは和気あいあい。教室はいつも賑やかです。
「どんなシーンで、どんな人に食べて欲しい?」
想像を膨らませることで、その商品に必要なデザインが見えてくる。商品を売るための大切なフローを体験しながら、コンセプトを精査していきます。
そして、完成したキャッチコピーがこちら!
チーズバターサンドは大人の女性をターゲットにしたコピー、さくらバターサンドは青春をテーマにしたコピーになりました。
さあ、一体どんな商品ができあがるのでしょう?
次回のnoteでは、高校生の案を元に、チーズバターサンドとさくらバターサンドのデザインが完成します!
執筆・小野泉(オノコボデザイン)
https://onokobodesign.jp
https://www.instagram.com/izumiono/?hl=ja
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