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基礎学力到達度テスト(文系)~4月と9月の対策の違い

4月と9月の基礎学力到達度テストは出題範囲が異なるため、当然対策も変わります。


1、4月対策

●英語 

リスニングの配点等、細かい差異はさておき、4月の出題には以下のような出題に特徴があります。
・大問2のように、単純に「単語力」を試す問題 ⇒ 得点源:単語帳暗記⇒下記ブログの英語の部分参照

・大問6のように、不適切な文章を取り除く問題 ⇒ 捨て問(英語の苦手な方は、やらない方が良い)

●数学


・数列とベクトルの両方出題 ⇒ 9月はどちかか ⇒ 大問全て正解しようと思うと時間が無くなるので注意!
・確率、2次関数、箱ひげ図の出題が少ない ⇒ 関数は、指数・対数・微積を中心に!

●国語


・大きな差異はないが、古文漢文が9月に比べて簡単


●まとめ


高3/4月のテストで6千番以内に入っていない場合、内部進学は厳しい。
高2/4月のテストで6千番以内に入っていない場合は、基礎学力到達度テスト専用の個別指導を受けるべきです。

2、9月対策

9月対策でカギとなるのは、何といっても社会です。国数英が6割配点なのに対し、社会は10割配点だからです。国数英で合計180点(平均60点)⇒108点、社会60点⇒60点のまま、はかなり大きな違いです。
(話はそれますが、高2・高3/4月の基礎学力到達度テストで得点することの重要性が簡単な計算からも明白です。)

●社会 


・倫理政経一択 ⇒ 暗記量が地理歴史に比べて格段に少ない ⇒ 常識的に知っていること多い ⇒ 英語数学で勉強時間が取られるので、テストと思って割り切ること

●英語


・9月のテストの平均点低い
・徹底的にリスニング対策すること⇒配点20点は大きい⇒7割14点は欲しい
・会話文とグラフ問題で7割欲しい
・文法問題、並び替え、単語挿入問題(大問4)は、一見とっつきやすそうだが得点しにくいので、時間をかけないこと
・大問5の長文は配点が大きいので、時間をかけ、5割得点を目指すこと

●数学


・箱ひげ、2次関数、確率必須
・4月にも頻出の「円と直線」の問題は難しくなる
・数列かベクトルのうち、大問出題は1っ

●国語


・4月に比べ問題量が増え、時間が足りないので注意!
・古文漢文に25分は充てること。

●まとめ


4科目中、1科目でも50点を割ると「ゲームセット確定」!

特に英語は、平均点が低いので、上記を参考に戦略を立てることが必要。
数学は通知表3でも、60点台可能。
国語は現代文で7割以上得点しないとマズい。
社会で60点台得点できるか否かが、内部進学できるかどうかの別れ目となる。

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