日本大学への内部進学について
1、遅くなる前に
例年、3年生の生徒・保護者対象進路説明会が4・7月の2回開催されますが、4月の説明会の時点で自分の置かれている状況に愕然とし、5月に基礎学力到達度テスト対策を開始しても、「時既に遅し」となっている生徒さんは多数存在します。
そこでお勧めしたいのは、「高校2年時に学年席次が下位3割以内の生徒さんとそのご父兄」には、高校2年次から早めの対策を講じて頂きたいことです。
2、付属校からの推薦入試について
推薦入試には
①基礎学力選抜推薦
②特別選抜推薦
があります。
①の基礎学力選抜推薦とは、「基礎学力到達度テスト」の結果により選抜を行う方法で、偏差値に基づく「標準化点」が全体の8割以上であった場合のみ、次の「セレクション」という過程に進めるというものです。「セレクション」とは各学部による選考で、基礎学力到達度テストの結果を中心に、学部毎の合格基準が設けられています。
また、②の特別選抜推薦は、⓵の基礎学力選抜推薦でのセレクション1回目の不合格者のみ出願可能であり、主に高校3年間成績(評定:いわゆる内申点)等を基準とした選考であり、学部毎に基準を設けていた従来の「日大統一テスト」による内部推薦に近い選抜方法です。
付属校毎に推薦基準は異なるものの、人気文系学部の進学は厳しいのが現状であり、日頃から内申点を少しでも上げておくことが必要になります。
<ご注意>
付属校毎に推薦基準が異なるので、詳細については各校の進路指導教員にお尋ねください。