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文系数学がイヤでしょうがない方へ

数学が苦手、または、イヤでしょうがないため、数学の負担が少ない文系にした方も多いと思います。
でも、残念なことに、基礎学力到達度テストでは数学必修です。
そこで、今回は、イヤでしょうがない数学をイヤでなくなる秘訣をお教えいたします。


1、数学につまづく理由

① 授業で、実際に問題を解くまでの説明がやたらと長い
数学の授業は、たいてい公式の出し方から始まります。
例えば、微分ならlim→0を使って微分の公式を出しますよね。
この時点で、私をはじめ大方の学生は授業を聞く気にはなれなくなってしまいます。

② 使う公式は解るが、解答に行くまで長くで面倒くさい
例えば、問題に余弦定理を使うことがわかっても、途中の計算が長くて、なかなか正解にたどり着けずにイヤになったことがありませんか?
また、問題が複雑になると、公式を3っ以上必要となり、「あれ?あの公式どうだっけ?」と忘れていたり、公式を正確に暗記していないため、解答をだすのに苦労します。
これらが原因で、ますますイヤになってしまいます。

③ 計算が大変
例えば、数列や積分では、一般に計算量が多く大変で、要領よくやらないと途中で投げ出したくなります。

④ 自分で解くときはできるが、テストになるとできない
女生徒さんに多い悩みです。
宿題やテスト前の勉強ではできるのに、何故かテストでは思うように点数が取れないため、苦手となるパターンです。

2、対処法

上記1①~④を克服しなければ、数学で点数が取れるようにならないことは明らかです。

でも、安心してください。
実は、皆さんが思っているほど、数学で点数を取ることは、特に基礎学力到達度テストにおいては、難しくありません。

①の対処法
授業で解説される「公式の出し方や公式の意味」は完全に無視し、「この問題には、この公式を使う」をいうことを「基本問題を解くこと」を通じて「暗記」します。
例えば、点と直線の距離の公式を(正確に)丸暗記し、円と直線との交点の関係に関する問題では、この公式を使うと暗記してしまいます。
余計なことは考えず、この問題にはこの公式と瞬間的に出てくるまで、問題集や過去問の問題を解いてください。

②③の対処法
数学は、「面倒くさい計算を何とか簡単にできないか?」と考えられてきたものです。

あなたが②または③の悩みを抱えているのは、「小中学校で身につけるべき計算力」と「公式の正確な暗記」ができていない可能性大です。

それでは、どうすればよいでしょうか?
答えは、基礎学力到達度テストまでの期間によります。

テストまで10カ月以上あり、自学自習できる方は、以下で学習すればいいと思います。

一方で、テストまで10カ月を切ったか、または、自分ではできそうにない方は、以下に相談しましょう。

④の対処法
このパターンは意外と厄介です。

自分の(間違った)勉強方法に自信があったり、頑固に自分の解き方を変えようとしない方が多いからです。一般的に、成績は素直な性格の方の方が伸びます。

④でお悩みの方は、先ず、度胸をつけるため、大学等で実施される外部の模擬試験をたくさん受験しましょう。
それでも、成績が伸びない場合は、対面講義を行う塾や家庭教師(個別塾やビデオ講座は絶対ダメ)に相談しましょう。
自己流を捨てないと、成績アップは望めません。

3、基礎学力到達度テストでは、文系数学が得点源

基礎学力到達度テストでは、出題される単元がほぼ決まっており、そのうえ、解答欄の形式で自分の誤りに気付ける場合が多いので、普段の成績が悪い生徒さんでも、本番で70点以上取ることが可能です。

現に、わたくしの受講生で内部進学された方の多くは、数学で高得点が取れたからこそ内部進学できと確信しています。

皆さんも、上記を実施すれば、必ずや数学で高得点が取れること間違いなしです!

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