「家庭連合(旧統一教会)は反日団体だ」という声
オールドメディアでよく言われていた「家庭連合は朝鮮系の宗教で、反日思想の団体だ」という話ですが、どういう活動を指して反日というかは結構曖昧です。
今回は、私個人が見てきた家庭連合の思想的な実態について、まとめたいと思います。
そもそものところから話すと、勝共連合、世界平和女性連合の母体が家庭連合だと思っている方が結構多いですが、ここが大きな間違いです。
家庭連合はただの家庭連合でしかありません。
創設者が同じだったりするので、ざっと調べた人が同じものと見なすのは仕方ないと思うのですが、家庭連合に対して興味のない人が自分の思い込みをベースに調べているのでしょう。
家庭連合の一般的な信徒からすると、勝共連合も世界平和女性連合も正直どうでもいいです。信徒の大多数が政治や国際協力など幅広く興味を持ち、精力的に活動すると思っているなら家庭連合を買い被りすぎです。
もちろん、信徒はみんないい人ばかりです。
ただ、家庭連合の目的は家庭が平和になることで世界を平和にするという団体で、実際は「私の家庭をどうにかして欲しい」という助けを求めてくる方も多いので、最初から「世界平和にために頑張ります」なんて素で言ってくる人なんてほぼいません笑
勝共連合も世界平和女性連合も、家庭連合の信徒がいたりしますが、
それは本人が家庭連合の思想と各団体の思想に賛同する個性を持っているからです。
家庭連合の信徒が関連団体の活動に駆り出されているというのは、信徒であり且つ団体活動に精力的に参加している人の個人的な人間関係によりそういう人が多くなっているだけです。
さて、前置きが長くなりましたが、家庭連合が反日かどうかについてですが、反日どころか愛国者と感じる人がとても多いと感じています。
それは、私自身が保守的な思想の家庭で育つ一方、オールドメディアが左寄りなので、若い頃は思想的なマイノリティと感じることが多く、孤独を感じていたからかもしれません。
ここ数年で、保守思想の人も増えた気がするのですが、私が家庭連合に入った12年前はかなり冷遇されていました。
家庭連合に入って思ったのは、日本をよくしたいと思う人が多く、夫婦別姓、同性婚の法整備、ジェンダー教育、外国人参政権、環境活動家、グローバリズムなどへの危機感を持っている人が一般社会より多いです。
もちろん、家庭をよくしたいという人がメインなので、そういう思想自体が何が何だかよくわからないという方も多いですが、家庭を築いていて、よくしたいという考えの方が多いので、過激なジェンダー教育や夫婦別姓には本能的に違和感を持っている人が多いです。
私自身、家庭連合に入ったことで、父からは「誇り高い日本民族として恥ずかしくないのか」と聞かれた際に、「日本をもっと誇り高い国にしていくために家庭連合が必要なのになぜ決めつけてくるんだ」と思いました。
私は子供の頃から「天皇陛下のために命を懸けろ」と教わって、そういう生き方がいいと自分でも思ったのでそのように生きてきて、その生き方を貫くために必要だと思ったので家庭連合に入りました。
私は、家庭連合に入って12年なので、昔を知らないだけだと思う方もいると思うのですが、今と昔の現状でどちらが大事でしょうか?
正直、若い世代の自分から見ても、若い世代以上に年配の方が国をよくしたいという思いが強いです。
熱意が凄すぎて引く時もありますが、困ったことはありません。
私以上に国を愛する人がこんなにたくさんいる団体はそうそう出会えないと思っています。
ただ、昨今の解散請求を経て、私は日本を愛せるかどうかわからなくなりました。
自分ってこんなにも弱いんだなと驚かされますし、家庭連合でもよく教わる愛するための試練なのだと頭ではわかるのですが、感情が追いついていません。
婚約者がハーフなので、日本を出て他の国に逃げてしまいたいと思うこともあります。
私は家庭連合に入るまで、生涯日本で生き、日本に骨を埋めると思っていたのに・・・・たかが30年生きたくらいで、30年くらいの経験値で日本を愛せなくなるような人間だなんて知らなかったです。
自分の愛のなさを悔しく思う一方、家庭連合が解散すべきという人が大半なのだとオールドメディアで流れてくるたびに、もう逃げ出したいと思いました。
まだ30歳・・・・これからの人生、どうしようかなと考え中です。