日中保育子育てシンポジウムvol.3 分科会 開催のご報告
こんにちわ!家庭ラボ研修会チームです。
日中保育・子育てシンポジウム2021 Vo.3
『 多様な保育〜インクルーシブ保育実践から考える〜』
無事終了致しました。ご参加くださった方ありがとうございます。
日中保育・子育てシンポジウム2021 Vo.3
『 多様な保育〜インクルーシブ保育実践から考える〜』
今回『多様な保育』というテーマで
カミヤト凸凹保育園の馬場拓也(Baba Takuya)先生に講じていただきました。
第1部の先生の講演では
「分ないこと〜響き合う場のチカラ」というテーマでパワーポイントを使いながらお話ししていただきました。
カミヤト凸凹保育園には
誰しもが持つ「凸」に注目し、誰しもが持つ「凹」をみんなで埋め合う
という思いが込められているそうです。
まちが元気になるために
保育関係者だけでなく誰もが来れる空間
卒業した後も戻ってこれるような空間
そして、
障害を持つ子もどんな子も一緒に過ごす
馬場先生は
ケア=時間をあげること
「ともに時間を過ごすこと」自体が一つのケアであり、
・国籍やルーツによらず共に生きること
(カミヤト凸凹保育園には10カ国もの子が来ている)
・障がいの有無によらず共に生きること
を大切にしていると話してくれました。
保育園の様子がわかる写真や先生の話からは、地域と触れ合う子どもたちの様子やさまざまな国籍やルーツの子どもたちが伝わってきて、保育園としての機能だけでなく、まち、その地域を元気にする場として機能しているのだなということが伝わってきました。
第2部の全員参加型トークセッションでは
・モンテッソーリもこのようなルーツがあると思いますが、どう思いますか?
・保護者の理解はすぐ得られましたか?またそのためになにかされていますか?
(馬場先生ではなく、シンポジウムに参加されていた職員の先生の実践を聞くことができました!)
・中国の先生の人数配置でも、インクルーシブ保育を行うことはできますか?
・人格形成(0〜6歳)のための場づくりが大切だと思うが、中高生からでもできることはあるのか。放課後デイケア、学童など、保育と教育を繋げていく構想は馬場先生にありますか?
・空間づくりで、壁の色や照明など工夫されていることはなんですか?
・どんな研修を行っていますか?
など1時間にわたって多くの質問をいただき、
馬場先生にお答えいただきました!
現場の話も含め、文章では伝えきれない貴重なお話を
たくさん聞くことができました。
参加できなかったけど、聞きたかった!
このイベント知らなかったー!
そんな方のために追加で見逃し配信をご用意いたしました。
見逃し配信はこちらから!(〜8/14まで視聴可能です!)
次回開催
次回は「AI」をテーマに
中国・日本という視点で深く学んでいけたらと思います。
イベントページが出来上がり次第、お知らせします。
これからも
日々の保育や子育てに少しでも役立つような勉強会を
これからも企画していきます!
どうぞご期待・ご参加くださいませ。
家庭ラボ研修会チーム