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GARNET CROWの美しすぎる歌詞をご紹介します②

前回に続き
知る人ぞ知る、GARNET CROWの美しい歌詞を紹介していきたいと思います。

前回のはこちらから。


ちなみに前回が初期の頃の曲をご紹介したので
今回はもう少し後の時代(アルバムでいうと3rd〜4thくらい)の歌詞を挙げていきたいと思います。

ではさっそく
いってみましょう!


君という光 浴びて呼吸した
ゆくあては二人でさがそう
繰り返し昇り落ちる太陽の下 まわるこの星で
ほらユラリ流れる海の月
GARNET CROW『君という光』

こんな美しい文章が歌詞でいいんですか…!
本や詩集に載っててもいいくらいですよね。

全体的に淡く穏やかな歌詞と曲調になっており
青い海が光できらめいている様子が目に浮かぶようです。


君の隣で見る夕暮れは
胸が苦しくなる程
キレイだったよ
GARNET CROW『スパイラル』

情景がありありと思い浮かぶような描写も
AZUKI七さんの特徴のひとつかと思います。

たったこれだけの文章で
風景や人物の表情、感情、全体的な色までなんとなく浮かべることができるって、ほんとにすごいなあと。

このワンフレーズだけで1枚の絵が描けそう。

この曲は始まりがすごく穏やかで、ゆったりした曲なのかなーと思いきや
途中から少しずつアップテンポになって盛り上がるという流れも意外性があっていいですね。


何処かで つながるといいなぁ
君の'好き'と僕の'好き'が出会うといいな
GARNET CROW『やさしい雨』

好き同士になれたらって意味にもとれるけど
この歌が「君」のいる場所を「僕」が離れていくって感じの歌なので
考えてみれば単に好き同士って感じでもないのかなと。

どちらかというと
「この先また何かの縁で出会えたらいいな」
って感じかなと思います。

なんか今は離れてしまった人や
もともとそんなに親しくなかった人とでも
どこかで好きなもの同士で繋がれたら素敵なことですよね。

余談ですが、個人的に
この曲は『君を飾る花を咲かそう』というシングルのカップリング曲なんですが
もうひとつのカップリングである『夜深けの流星達』と3曲合わせて
20枚以上あるGARNET CROWのシングルCDの中で、これが最高傑作だと思っております。

さて、次いってみましょう。


どんなに孤独が私を支配しても
誰かに心明け渡せない
君がいつか ふと淋しくて振り返る
その時に抱きしめたいから
GARNET CROW『float world』

思春期にぶっ刺さりそうな歌詞。

誰しもこういう経験あるんじゃないかなーと思います。
どうにも叶わないことはわかってるんだけど諦めきれない、みたいな。

これもカップリングで、シングルCDと一部のベストアルバムにしか入ってない曲なので
GARNET CROWの中でも「知る人ぞ知る名曲」に含まれる曲かと思います。

とはいえガネファンは熱狂的な人が多い印象なので、もしかしたらみんな知ってるのかもしれないけど笑


少しだけ無理をして 誰かに合わせてみたけど
それ程にね この世界は狭くもないはずでしょう
GARNET CROW『空色の猫』

これは事務所つながりで
岩田さゆりさんという人が歌うのに作った曲をセルフカバーしたものですね。

爽やかな曲調ではあるのですが
歌詞は毛の色を理由に傷つけられた猫が、それでもこの世界を生きていく、というような
差別へのアンチテーゼが込められたようなものになっています。

上のフレーズは人にも当てはまるものですが
「それ程にね この世界は」を続けて読むと「それ程に 猫の世界は」とも読めるようになっており
実際歌詞を見るまで「猫」だと思っていた人も多いみたいですね。


僕は君と出会い
ただ愛おしく
君が誰をみてるとしても
変わらずに大切にしてゆこうって思えたんだ
どんな形でも
GARNET CROW『恋することしか出来ないみたいに』

これも思春期ぶっ刺さりソングですね。

タイトルや歌詞だけ見るとやっぱり恋愛の歌なんだろうなあとは思いますが
まぁ、人間関係全部そうですよね。

自分のことを傷つけてくる人はともかく
そうじゃない人に対しては
「まず自分が相手を大切にする」ところから始まるんじゃないかな。

もちろん好き嫌いもあると思うし、全員を大切にするということは難しいけど
まぁスタンスとして、理由もなく冷たくしたり蔑ろにしたりする、というのはなるべく避けたいなあと思います。


はい、ということで
GARNET CROWの歌詞紹介第2弾でした。

こうして見てみると、3rd~4thアルバムくらいの時期には比較的恋愛系の歌が多かったのかな、と思います。
ほんとに思春期どストライクでしたね〜。


ではでは
また近いうちに第3段もご紹介してみたいと思います。


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