No.3 スズメ[Birds Museum]
第3回は皆さんに1番なじみがあるのではないでしょうか。
スズメさんについて紹介していこうと思います!!
愛くるしい姿でいつも僕たちを癒してくれるスズメさん。
しかし、「夜はいつもどこで寝ているのか」、「主に何を食べて暮らしているのか」について皆さんはご存知でしょうか。
「あ。そういえば知らないな。。。」という方にも分かりやすいように今日はスズメさんを紹介していこうと思います。
①生息地
生息地としては、ユーラシア大陸の比較的暖かい場所が挙げられます。(※インドや中東付近には生息していません。)一部は繁殖するときのみ、ユーラシア大陸の北部に移動します。また、日本では、農村地から都市部まで幅広く見られますが、一部の国では農村地でしか見られないそうです。(↑←日本に生まれてよかったああ!!)
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②生体
体長は約15cmで、日本では体長の点で他種と比較する際にこの鳥の体長が基準となります(これをものさし鳥と言います)。(※スズメ以外にも、ものさし鳥として指定されている鳥は存在します)体表面の色彩は雌雄同色であり、他の類似種と区別する際は、成鳥の頬にある黒い斑点で区別します。くちばしが太く短い構造になっているのは小さな餌を取る際に都合が良いからと考えられています。
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③生態
農村部に生息しているスズメはイネ科を中心とした植物や虫を口にします。その一方で都市部に生息しているスズメは生ごみや花の蜜などを口にします。(←雑食性が都市部での生活を可能にしたんですね!)
また、スズメは稲を食べることから夏から秋にかけて食害を引き起こし、少し悪いイメージがありましたが、最近では稲の害虫も食べてくれることが分かりました。繁殖は1年に2回行い、天敵から自分たちを守るため猛禽類や人の住処と比較的近い距離に巣を作ります。人間が使っていた空き家や自分たちより強い鳥の近くに巣が多く発見されているそうです。しかし、警戒心が凄くあるため、実際に人が住んでいる家には巣を作らないようです。稀に他の鳥が作った巣をそのまま使う場合もあります。
また、スズメは群れを作って生活します。理由としては、体温の維持、睡眠時の安全性の向上などがあります。皆さんも20~30羽単位で電線に並んで停まっていたり、空中を飛んでいる光景を見たことがあるのではないでしょうか。
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スズメの生態について理解して頂けたでしょうか。
自分たちの弱さを熟知して、群れで行動したり、強い種の近くで行動したりと賢い行動をとる生き物なのですね。
今日はこれで以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
また次回、お楽しみに!!
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