No.5 日本の国鳥キジ[Birds Museum]
第5回は日本の国鳥でもあり、桃太郎の戦友でもあるキジについて紹介していこうと思います。
皆さんはキジと聞くと何を思い浮かべますか?
大半の方が「桃太郎~!!」と答えるのではないでしょうか。
今日はそんな桃太郎のイメージが強い国鳥キジさんについて紹介していきます。
①生息地
生息地としては、日本だと本州、九州、四国の農村や草原に昔から自然分布しており、北海道では海外から狩猟目的で持ち込まれ、そのまま野生化しています。海外にもユーラシア大陸の農村や草原に「コウライキジ」などが生息しています。
ーーーーーーーーーーーーー
②形態
大きさはオス、メスで大きく異なり成鳥になるとそれぞれ約80cm、約60cmまで成長します。
ここでQuestion!!
キジはオスとメスで体表面の色彩が異なります。下の写真の手前に写っているキジはオスとメスのどちらでしょうか。
正解は、オスです。ちなみに奥がキジのメスとなります。(←派手な方がオスで派手でない方がメスってことか!)
皆さんはオス2匹が喧嘩している光景を見た事がありますか?あれは他のオスが縄張りに侵入してきて自分の縄張りから追い出そうとしているのです。また、春から夏にかけての繁殖期には顔が赤くなっている場所の面積が広くなりより攻撃的になります。見かけても簡単に近づかないようにしましょう。ライダーキックされますよ(※爪もあるし多分、めっちゃ痛い)。。。
ーーーーーーーーーーーーー
③生態
キジは今まで紹介してきた鳥さんたちとは異なり、一夫多妻性で生活します。繁殖期が終わるとメスは1匹で子育てとなります。しかし、メスはオスと比べて体格を小さいのにも関わらずどんな外敵が近づいても雛を守ります。(←メス大変そうだな~。人間界だと社会問題不可避)
また、実はキジは飛ぶのが苦手で走るのは得意です。そのせいなのか、キジは植物をよく食べ、昆虫はあまり食べません。
最後にキジには凄い能力があることを紹介します。それは地震を人間より先に感知することができるところです。何故かというと、キジの足にはもの凄い多くの神経が通っており、微小な地表な揺れもすぐに気が付くそうです。(←この能力、日本人にあったらいいのに...)
ーーーーーーーーーーーーー
今日はこれで以上です!!
桃太郎に抜擢されたのは縄張り競争をしている攻撃的なオスのキジを見て、強そうと作者が思ったからなのかもしれませんね。でも実はメスの方も雛を守る勇敢さを兼ね備えているということですね!!(←派手な方を使いたい気持ちも分かるけど。うーん。俺はメスの方が好きかな///)
最後までお読みいただきありがとうございました!!
また次回、お楽しみに!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?