No.2 フクロウ[Birds Museum]
第2回は食物連鎖の頂点に君臨する猛禽類フクロウをご紹介します。
皆さんはフクロウに関してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
不気味や鳴き声が低い、あるいは頭が良さそうなどいろいろなイメージを持ってられると思います。
今日は、そんなフクロウについて紹介していこうと思います。
①生息地
生息地としては、主にユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけての針葉樹林などが挙げられます。こちらも前回、ご紹介したライチョウと同じく長距離の場所移動をあまりしない留鳥です。実は、我が国日本の四国や本州、北海道の森林にも生息しているんですよ!!(←フクロウ大好きなのに知らなかった笑)
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②生体
大きさは、全長50-60cm、翼開長は90-110cmです。暗闇でも咄嗟に獲物を見つけ出すために目や網膜細胞が大きく発達しています。また、目の場所は頭部側面についている他の鳥類と異なり、人や猫と同じように頭部前面に並んでいます。羽に関しても一般的の鳥類とは異なり、羽音を立てずに飛行することが出来ます。(←夜に獲物を捕え続けることで長い年月をかけて1本1本の羽が変異していったのかな)
ここで補足!フクロウとミミズクの違いについて理解していますか?僕も最近知ったのですが、ミミズクには眉毛のような羽(羽角)があり、フクロウにはその羽角がありません。下の画像で確認してみてください。
↓フクロウ
↓ミミズク
違いがはっきり分かりますね!
ここで皆さんが1度は見た事あるでしょう!!!
メンフクロウの画像を確認してみます!
ない!!
そう、ないんです!!(ジョン・カビラさん風)
あまり認知されていないと思ったので補足として説明致しました。
(※数は限り無く少ないですが、羽角があるフクロウも存在します。)
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③生態
フクロウは主に単独行動を行い、家族を持つと子どもや配偶者と暮らします。また、昼は木の枝や巣で休憩し、夜は狩りなどをする夜行性です。獲物は、ネズミ科やモグラ科などの小型哺乳類動物です。見つからない際は、昆虫なども捕食するそうですが、本当に稀だそうです。子育てに関しては、一夫一妻制で行い、オスが捉えた獲物を巣の近くに居座るメスに渡し、オスがまた獲物を探しに行きます。その最中にメスが雛に獲物を食べさせるそうです。(←人間も少し見習うべきところが垣間見えるw)
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④個人的な疑問
今回は、ミミズクとフクロウの違いで述べた羽角はどのような役割を果たしているのか疑問に思ったので調べてみました!
↓ 調べてみた
羽角が存在している理由として、「周囲とカモフラージュするためにある」や「後方の音を聞いている」、「興奮すると立つ」などの仮説が存在していて、まだ明確に分かっていないようです。
ちなみに「ミミズク」に含まれている「ズク」は昔は「フクロウ」という意味があったらしいです。ということは「ミミズク」は「耳があるフクロウ」ということになりますね!
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フクロウが夜行性という面で少し不気味というイメージが少なからずあった方は、今回で実は家族思いで賢い鳥ということを理解して頂けたでしょうか!?
今日はこれで以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
また次回、お楽しみに!!
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