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半径5メートルの中にも真実は在る?

最近、いやここ一年、nhkやeテレをよく見るようになった。
元は最初の緊急事態宣言中にラヂオ体操を見始めたことがきっかけだった。
ラヂオ体操後のコドモ番組もあなどるなかれ、なかなかおもしろかった。
『ふるカフェ系ハルさんの休日』はぼーっとしたい午後に観るにはサイコーだ。
番組名はわからないけど、夜中に延々と映し出される風景を見ながら眠りにつくのもなかなかよい。


今期のドラマは『大豆田とわ子と〜』が突き抜けの面白さだったけど、次についつい観ちゃっていたのはnhkの『半径5メートル』
主人公は雑誌記者で半径5メートルにある身近な問題点を掘り下げ記事にする。

自分の半径5メートルって、毎日何気なく過ぎていき何も起きていないように思っているけど、実はいろんなことが起きているんだなと気付かせてくれる。歩いている道の横には花が咲いていて、晴れてる日は夕方の西の空は茜色で、夜空を見上げれば月が出ていて、朝すれ違う小学生のランドセルが近頃はやたらとカラフルだ。
花の名前は?
夕焼けが赤いのはなぜだっけ?
今夜は上弦?下弦?
調べたらすぐにわかる疑問もある。

会社ではいつも「大変、大変!」と言ってる人がいるし、話がやたらと長い人がいるし、上司にいきなり「この仕事全部引き継ぎして!」と言われるし、またじんましんがぽちぽち出てくるし、半年ぶりに時短出社から通常時間出社になるし、、
なぜだっ?!

そぉ〜んなことについて真剣に考えても正しい答えは見つからない。というか、正解がわからない。
でも考えずに受け入れるのと、考えてから受け入れるのは違う意味合いになる。

それとこのドラマを観ていて一つ強く思ったことがある。

やっぱり自分では気付かないうちに相手を傷付けてしまうことってあるんだな、と。
本当に何気ない一言だったり、行動だったりなんだけど、、
ドラマを観ながら「ここでそれ言う?」「ここでそれやっちゃう?」ってこのワタシでも感じていて、ワタシってけっこう人並みじゃんと思えたりして笑えた。
人はみな生まれも育ちも性格も立場も違う。十人十色っつうやつ。
人はそれぞれ。この意識が強過ぎるのも問題でして…。
相手のキモチを考えること、というより、相手の立場になりじぶんだったらどう考えるか、そしてどう行動するか。
そういう置換えがあまり得意ではないような気がしていた。ずっと。
何か面倒なことがあると考えるだけ時間の無駄!とばかりにバサッと切り捨ててきてしまっているから、他人のキモチに寄り添えなくなっていたのかもしれない。

そんな反省をしてしまったドラマでしたねぇ。

さて、次回が最終回。
どんな締めくくり方をするか楽しみ。

どんな小さなことにも真実は在る。
たくさんあるとしても、自分なりの正解を見つけられるようにしたい。

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毛糸。
いつもこだわりが強いと言われがち。自分ではそれほどでもないと思っていたんですけどね・・・。さて?