今週の株式相場と展望11/10(日)
■米国市場
◆今週振り返り
(出所©2024 TRADING ECONOMICS)
【内容】
トランプ当確
トランプ前大統領の再選確定により、米国株式市場は大幅な上昇を記録。ダウ平均は1約3週間ぶりに史上最高値を更新。S&P500とナスダックも共に最高値を更新。特に国内志向の小型株が多いラッセル2000は52週高値を更新。この動きは、トランプ氏の経済政策への期待感が市場に反映された結果。
FOMC
FOMCは市場予想通り政策金利を0.25%引き下げ、パウエル議長は今後の金融政策について、経済データに基づいて判断すると述べた。またトランプの再選を受け、アップル、エヌビディア、メタなどのハイテク大手が大幅に続伸。一方、前日に急騰した金融株には利益確定の売りが出た。
◆経済指標
予想どおりの結果に。FRBがインフレ抑制と経済成長のバランスを見極めつつ、柔軟に金融政策を調整していく姿勢が読み取れる。
12月の次回発表では、利下げの是非が注目されている。パウエル議長の「データ次第」という発言もあり、経済指標に依存した政策変更が予想される。
徐々に製造業自体が上向いてきている。米経済が強い
◆来週のスケジュール
◆来週の展望
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