【国策】東証PBR1倍割れ戦略!
■主な内容
日本企業はアメリカと比べ、企業の成長率や収益性に問題視され長年PBRの低さの課題を抱えていた。
そんな中よううやく東証が23年の3月末にPBRが低迷する上場企業に対して、改善策を開示・実行するよう要請。
■概要
なぜこのようなことが起きたかというと、日本の上場企業が投資家の目線を意識しておらず、まったく軽視していたことがあげられます。そうです。会社は自分達の者だと勘違いしている。
そこで東証は実際会社とは株主のものなので、株主の目線に立ち、自社株買いや増配、優待設置などにより株主に還元する必要があることを忠告したに過ぎません。またグロース株の場合は業績が成長するよう設備投資やM&AにDX化をしてROEを高める必要があるとも示している。
■では実際どんな株を買えばいいのか?
①PBR1倍付近の銘柄を狙う
0.7%(0.8%)~1.0%の銘柄だともう少しで脱出できる。そうすれば株主や東証に認めてもらえることができる。よっしゃがんばろうってなるんです。
1.3%(1.2%)~1.0%の場合はもう少しで1倍割れしてしまう、まずい、なんとかしなければってなるんです。
②業績が悪化していない企業を狙う
営業利益が伸びている企業。年10%以上の成長が望ましい。最低でも横這いの企業。
③キャッシュリッチな企業
単純にPBRが1倍割れの割安な企業ではだめ。PBRが1倍割れでもキャッシュが多くない企業だと自己投資や還元に回すことが難しい。
どうやって判断すればいいのか?
ネットキャッシュを見る。キャッシュリッチとは(金余り)のことで度合いを示すもの。要は金持ち度合いを示すもの
公式(ネットキャッシュの求め方)
ネットキャッシュの大きさは何と比べるのか?
それはいまの企業価値である時価総額と比べることで、判断できる。
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