FX為替戦略　10/2

◆現在の各国の長期金利の状況

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■ドル円

■今週の動き

出所：©2024 TRADING ECONOMICS

［内容］

高市優勢
次期首相を事実上決める自民党総裁選挙。第1回投票で、高市氏が金融緩和と積極財政を掲げトップ通過を果たすと、早速「高市首相」誕生を期待した日本株の買いと円売りが活発化。市場の熱気が高まる展開となった。

石破ショック
自民党総裁選で石破氏が逆転勝利し、「高市トレード」が巻き戻され株売り・円買いが急加速。日経平均先物は2000円超下落、円は全面高に。ただ石破氏は「新しい資本主義を加速し、必要ならば財政刺激策を行う」と表明し、緊縮財政懸念を和らげた。

パウエル議長
パウエル議長は、「政策は中立的な姿勢へ徐々に移行する」「経済の堅調を維持するために手段を使う」と発言。一方で、「あらかじめ決まった道はなく、データに基づき会合ごとに判断する」と述べ、利下げを急がない姿勢を強調。

イラン反撃
イランがイスラエルへのミサイル攻撃を準備しているとの報道を受け、中東情勢の緊張から円買いが強まった。さらにイスラエル軍はイランから180発以上のミサイルが発射され、一部がイスラエル中部や南部に着弾したと発表。情勢は急速に悪化。

■スケジュール

30(月)
中国9月製造業購買担当者景気指数（PMI）（10:30）
中国9月Caixin製造業購買担当者景気指数（PMI）（10:45）
《米決算発表》
カーニバル
1(火)
米8月雇用動態調査（JOLTS）求人件数（23:00）
米9月ISM製造業景況指数（23:00）
米大統領選の副大統領候補討論会
休場：中国（国慶節、～10/7）、香港休場（国慶節）
《米決算発表》
ナイキ、ペイチェックス、マコーミック
2(水)
米9月ADP雇用統計（21:15）
《米決算発表》
コナグラ・ブランズ
3(木)
米8月製造業新規受注（23:00）
米9月ISM非製造業景況指数（23:00）
《米決算発表》
コンステレーション・ブランズ
4(金)
米9月雇用統計（21:30）

■今後の展開