FX為替戦略　9/11

◆現在の各国の長期金利の状況

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■ドル円

■今週の動き

出所：©2024 TRADING ECONOMICS

［内容］

米7月のJOLTS求人
米7月のJOLTS求人件数が市場予想を大きく下回ったことで、米長期金利が下がり、9月の利下げ予測が25bpと50bpの間で分かれた。この結果、労働市場の弱さが示され、金利政策に影響が及ぶ可能性が高まった。

期待インフレ率
NY連銀の消費者期待インフレ率調査によると、8月の1年先のインフレ率は3.00％とほぼ横ばいで推移したが、3年先のインフレ率は2.54％に上昇。短期的なインフレ期待は安定している一方、長期的な期待はやや高まる

原油価格
需要減退の懸念から下落し、WTIが65ドル台前半まで下がり2023年5月以来の安値を記録した。この原油安により、米長期金利も低下し、リスク回避の動きが強まる中で円買いが進んだ

■スケジュール

11(水)
米8月消費者物価指数（CPI）（21:30）
米10年国債入札
12(木)
ECB定例理事会（ラガルド総裁会見）
米8月生産者物価指数（PPI）（21:30）
米8月財政収支（9/13 3:00）
米30年国債入札
《米決算発表》
アドビ、クローガー
13(金)
米8月輸出物価指数（21:30）
米8月輸入物価指数（21:30）
米9月ミシガン大学消費者態度指数（23:00）
14(土)
中国8月鉱工業生産（11:00）
中国8月小売売上高（11:00）
中国8月固定資産投資（11:00）

■今後の展開