これがあれば怖くない!小倉競馬場データ

みなさんこんにちは!競馬予想をしていますかっちゃんです。さて今回は小倉競馬場にフォーカスを当てコース紹介そしてデータについて紐解いていきます。

コース形態

小倉競馬場は、1周1615mの小回りなコースで、福島と並び3~4コーナーにはスパイラルカーブが設けられています。このため馬群がバラけやすく差しも届きやすいコースになっています。前有利な傾向が強いコースではあるのだが、全体の高低差は約3mとそれなりの起伏がある。福島の最後の直線に上り坂があるのに対し、小倉競馬場は美しいまでの完全なる平坦なホームストレッチ。距離も293mしかなく、福島以上に前が止まりずらいコース。前々競馬と小回りできる器用さが欲しいところです。高低差は以下の通りです。

障害コース

一周距離 1,309m、襷距離415.7m、幅員16~20m、高低差3.8mとなっています。

障害
1,2,5号障害いけ垣、両面飛越高さ1.4m、幅2.2m    (いけ垣1.2m)

3号障害いけ垣、片面飛越高さ1.4m、幅1.85m
(いけ垣1.35m)

4号障害バンケット、高低差2.76m、長さ81.2m

6号障害(上下動式)竹柵
片面飛越、高さ1.2~1.4m 
幅1.85m(竹柵1.2m)

7号障害水ごう、高さ1.2m、幅4.0m
(いけ垣1.0m 水ごう2.7m)

8号障害ハードル
(可動式障害) 高さ1.2m、幅1.15m

となっています。

施工距離

芝コースは1000m、1200m、1700m、1800m、 2000m、2600mの6つ

ダートコースは1000m、1700m、2400mの3つ

障害コースは2860m、3360mの2つです。

コース紹介

芝1000m

フルゲートはAコース使用時は16頭、B・Cコース使用時は17頭。組まれているクラスは新馬戦と未勝利戦のみ。しかも、3歳未勝利は01年以降は全く施行されておらず、現在では2歳戦のみが行われている。したがって、夏場の連続開催のみで使用。野芝100パーセントの鮮やかな芝コースでの競走となり、非常に速い時計が出る。スタート地点は向正面の直線、ゴール板とほぼ並行位置にある。最初の3コーナーまでの距離は279m。2コーナーの坂を下りきったところからスタートし、3〜4コーナーのスパイラルカーブを経て、最後の直線距離は293m。下りと平坦でのみ構成されていることも速い時計が出る要因。元々逃げ、先行馬が優勢なコースだが、まだ勝ち星を挙げていない若駒が中心のレースなので、終いに凄い末脚を使うような馬はなかなかいない。また、1番人気の連対率が75パーセント近くあり、人気サイドで堅く収まりやすい。枠順は馬場状態にもよるが、基本的には内が有利。

芝1200m

北九州記念、小倉2歳ステークスが行われるコースです。フルゲートはA・Bコース使用時は18頭、Cコース使用時は16頭。スタート地点は向正面直線の2コーナーのポケット。小倉競馬場は2コーナーのところが最高部になっており、スタート後200mほど下る。3コーナーまでの直線距離も479mになり、前半からかなりのスピードが出るコース形態になっている。3〜4コーナーのスパイラルカーブでもあまり速度が落ちないため、スピード能力で一気に押し切れるタイプに向いている。ただし、4コーナーから最後の直線に入る際のコーナーリングは案外難しい。加速がつきすぎると外に振られてしまいコースロスになる。多頭数で外からマクろうとする場合は、かなりのコースロスを覚悟しなければならない。しかし、馬場の内側が悪化してきた開催後半ならばそれでも大丈夫。外差し馬場でのズブズブ決着で、大波乱ということもよくあります。基本的には逃げ、先行馬が有利だが、とにかく馬場状態がカギ。それによって展開、有利な枠順は変わります。


芝1700m

フルゲートはAコース使用時は14頭、Bコース使用時は12頭。スタートは正面スタンド前の直線の真ん中付近。最初の1コーナーまでの距離はわずか172mとかなり短い。スタート後のポジション取りが重要で、最初の1コーナーまでにはなかなか決着しない。1〜2コーナーの上り坂を通りながらの主導権争いが展開されるため、逃げ馬にとっては厳しいコースです。すんなり単騎でハナを奪っての1発は警戒しなければいけないが、基本的には逃げ馬を見ながら好位から行ける先行馬が圧倒的に有利です。差し、追い込み馬は4コーナーでポジションを上げていないと厳しい。この条件はマイナー条件で、古馬の1勝クラスの平場戦が中心。鞍数も非常に少ないです。

芝1800m

冬の小倉開催唯一のグレードレース小倉大賞典が行われるコース。フルゲートは16頭。正面スタンド前の直線真ん中よりやや右からスタートします。最初の1コーナーまでの距離は272m。芝1700mほどスタートから激しく前で競ることはなく、ミドルペースか前半スローペースの上がり勝負になることが多い。そのため、逃げ馬もかなり頑張れる。特に開催前半の芝状態が良好な時は逃げ、先行馬から入るのが絶対。小倉大賞典や北九州記念といった小倉の重賞レースでは逃げ馬の活躍が目立っており、このコースの特徴を良く表している。一貫して淀みない流れになる場合は、距離が少し長いマイラータイプの馬でも対応しやすくなる。枠順は馬場状態がフラットの際には確実に内枠が有利。先行馬なら最初にコーナーに飛び込みやすく、差し馬でもインで末脚を溜められる。ただし、内の馬場が悪化してくると中枠から外枠が有利になる。このコースも馬場、展開によるところが大きく、全般的に波乱傾向です。

芝2000m

サマー2000シリーズの一つである小倉記念が行われるコース。フルゲートはA・Bコース使用時は18頭、Cコース使用時は16頭。スタート地点は正面スタンド前直線の4コーナーのポケット地点。最初の1コーナーまでの距離は472mと十分にあるので、普通は極端に速くはならないが、先行馬が揃うと雁行気味に行って自然とラップが上がる。前半3ハロンがある程度速く流れて、2コーナーを過ぎて向正面に入ったところでペースが落ち着き、3コーナーに差し掛かる手前でまたピッチが上がるのが特徴です。道中の緩むべき部分が短くなりすぎたり、スローに落ち着きすぎるとマクる馬が出てきて隊列が3〜4コーナーで激しく動く。普通に流れれば逃げ、先行馬が有利となる。枠順は多頭数の大外は不利。馬場がいい時は内~中枠。何故か8番ゲートが異常に強い。芝1800mに比べれば紛れは少なく、強い馬が来るコースです。

芝2600m

フルゲートは16頭。スタート地点は向正面直線の半ばよりやや左。1000mのスタート地点より少し前進したところ。番組はすべて3勝クラス以下で1勝クラスの平場戦が中心。ペースはメンバーによるところが大きいので、決まった形はなかなかないが、クラスが上がるほど緩急の差がなく一定のペースで流れる。道中は緩みっぱなしで上がりだけの勝負というのは、あまりない。全般的に逃げ、先行を打った馬が有利。ローカルの長丁場全般に言えることだが、最後は全馬脚が上がるので、ビュッと鋭い末脚を使うような展開にはならない。芝2000m以下の成績はほとんど関係なく、近走大敗続きの馬が平気で巻き返して穴をあける。特に単勝は穴の宝庫で、逃げ切れそうな馬を探すのがいい。枠順の有利・不利はあまりないです。

芝の特徴

開幕週は内枠がかなり有利!ただ開催が進むと外枠にもチャンスが巡ってくる!

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ダート1000

ダート1000mのフルゲートは14頭。小倉のダートの砂厚は8.5cm。滞在馬が調教で使用するため、札幌や函館と同じように他の競馬場より砂が深くなっている。 レース時の時計はそれほど極端にかからないものの、全般的には力のいるコースと言っていい。1000mのスタート地点は向正面直線の左端2コーナーの出口からで、コースの最高部から発走する。3コーナーまでの距離は366m。スタート直後の下り坂を利して、テンからかなり速いスピードが出る。コーナー、最後の直線でもそのスピードは緩まず、行ったもの勝ちのコース。1勝クラス以下の下級条件が中心の番組ということもあり、人気の逃げ、先行馬がそのまま雪崩れ込む展開が多いです。 フルゲートは14頭。仮に大外枠を引いても問題はなく、むしろ内枠で先行できずにへこまされる方が怖いです。

ダート1700

フルゲートは16頭。スタート地点は正面スタンド前直線の右端。4コーナーの出口からの発走で、最初の1コーナーまでの距離は343m。最後の直線は291m。このコースの最大の特徴は、ローカルのダート1700mの中で最も逃げ、先行馬が有利であることです。逃げ、先行馬を合わせた連対率がかなり高いです。スタート直後はお約束のように各馬ピッチを上げて飛ばすことになるが、1〜2コーナーの坂を上り切ったあとにペースが落ち、そこで息が入る。そのため、前半飛ばして主導権を握った馬でも後半脚が残る。一旦緩むところで、緩みすぎると向正面の途中からマクル馬が出てくるが、結果的には4コーナーで好位にいた馬が好走することになる。ここしか走らないコース巧者がよく出てきます。

ダート2400

フルゲートは16頭。スタート地点は向正面直線の左寄り。コース全体を約1周半回るコース。スタート直後はある程度流れて各馬ポジション取り。一周目のスタンド前に差し掛かるところで落ち着き、さらに1〜2コーナーの坂の上りでまたペースが落ちる。2周目の向正面の半ばからピッチが上がり、あとは追い比べ。砂厚8.5cmの馬場での長丁場だけに、最後は各馬脚が上がってしまい、雪崩れ込むような感じ。スタミナが要求される。 1700mと同様で、逃げ、先行馬が絶対優勢。勝負どころで後方に位置していては勝負にならない。前半は後方待機でもマクル戦法が必要になる。組まれている条件は、古馬の1勝クラスのみ。 中央場所のダートの長距離の実績はあまり関係ない。芝の長丁場で詰めが甘かったようなタイプが、コース替わりで一変するのも特徴です。

ダートの特徴

砂が深い分パワータイプが有利!

逃げ、先行する人気馬は抑えた方が良い!

ダートで狙うなら松山弘平騎手!回収率狙いなら菱田裕二騎手、亀田温心騎手!共に単勝、複勝回収率100%超え!

障害2860

障害2860mは向こう正面襷コース出口付近からスタート。スタート直後2つの生け垣障害を飛越し襷コースへ入って3号の生け垣障害を飛越し高低差2.76m、長さ81.2mのバンケットを超えると順回りの右回りに変わります。正面スタンド前で生け垣、竹柵、水濠障害を飛越します。水濠障害は高さ1.2m、幅4.0mになっています。向こう正面でもう一度2つの連続障害を超えるとダートコースを横切り平地の直線に向きます。そこからハードル障害を飛越しゴールになります。障害飛越は10回あります。データを見るとやはり逃げ、先行馬が有利、枠順では8,7,6の外枠が有利になる。

障害3390

小倉サマージャンプ、OP戦のみに用いられる。障害3390mはスタンド前からスタート。一周約1300m、全体の高低差3.8mの障害コースをまずは左回りで一周する。1コーナーから415mある襷コースに入り、残りの一周半は右回りに変わる。襷コースには高低差2.76m、長さ81.2mのバンケットが待ち受ける。最後の直線にあるハードル障害まで、全部で11の障害を超える。最後の直線は芝になります。最後のハードル障害を超えた後は約200mの直線。小回り特有のきついコーナーを12回回るためパワーがいる。また高さのある障害が少ない為どちらかと言うと跨ぐような飛越をする馬が有利。

小倉未勝利から覚醒する馬が多い…?


小倉未勝利から大物が出てくる事がかなり多いです。1番は2020年中山大障害、2021年の中山グランドジャンプ勝ち馬のメイショウダッサイ。障害転向3戦目で小倉未勝利を勝ちそこから重賞を5勝2着2回3着2回と障害グレードレース9回出走し全て馬券に絡んでいます。他にもスマートアペックス、東京ハイジャンプ勝ち馬ラヴアンドポップも小倉未勝利で勝利し重賞の舞台で活躍しています。

以上の情報、是非馬券検討にお役立て下さい!今回は以上です。ありがとうございました。

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