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大阪杯反省会

みなさんこんにちは!競馬予想をしていますかっちゃんです。さて今回は大阪杯の反省をして行こうと思います。

ラップタイム

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ラップタイムを見ると2F目に10.3秒とアフリカンゴールドの競りかけで一気に上がったと見る事ができます。比較的緩急のあるペース(1Fを除いた最高、最低ラップ差が1秒以上)にレース前の雨による重馬場が合わさり総合力が試される状態になりました。実際掲示板内馬の上がりと3,4コーナーでの位置をまとめると

1着ポタジェ 上がり35.3秒(上がり2位タイ)3,4コーナー通過(5-4) 
2着レイパパレ 上がり35.6秒(メンバー3位タイ)3,4コーナー通過(3-3)
3着アリーヴォ 上がり35.0秒(メンバー1位タイ)3,4コーナー通過(9-6)
4着ヒシイグアス 上がり35.3秒(メンバー2位タイ)3,4コーナー通過(7-6)
5着ジャックドール 上がり36.3秒(メンバー5位タイ)3,4コーナー通過(1-1)

この様に馬券内3頭は上がりタイム3位以内と瞬発力を生かしての差し、前のレイパパレは粘り込みが効いたと言えるでしょう。その為後ろからレースを進めた馬にとってはこれは不利と捉えて良いでしょう。

全頭コメント

1着ポタジェ(吉田隼人騎手)

スタート今回はすんなり決めて1コーナー入る前にごちゃつく事なく内に入れたのはかなりデカかったと思います。しっかり折り合いつけて脚を溜める事ができコーナーで吉田騎手がすっと外に促し直線鞭が入ったらそこからラスト200mの加速は中々なもの。やはり上がりタイム常に34秒台を出せる脚がこの大舞台でも火を吹きました。前走同様外に持ち出してからの加速力はトップクラスと言えるでしょう。関係者の皆様おめでとうございます。

2着レイパパレ(川田将雅騎手)

スタート良く出ていき最初の直線で外3番手の絶好のポジション取りに成功。逃げの2頭をマークしやすく、また直ぐに動ける位置でもありました。3コーナーで手応え良く馬なりで前を捉えると残り200の辺りで先頭、しかし最後は上がり1位のポタジェに差されてしまい惜しくも2着。やはり雨が残り稍重寄りの良馬場では重馬場実績ありのレイパパレにとっては絶好の舞台だったと思います。川田騎手もレイパパレを信じて折り合いを付けて強気の騎乗をした成果が実を結んだと思います。

3着アリーヴォ(武豊騎手)

この馬もスタート良く先団馬群の中に入れ、向こう正面終盤から徐々に進出していき直線6番手から鞭を入れると反応良く対応しレイパパレからハナ差の3着。小倉の様な瞬発力のいる直線の短い小回りコース巧者、そして武豊騎手の卓越したペース読みがピタリとハマったのが大きいと思います。重馬場の中何度も手前を変えて行けるのを見るとやはり鞍上からの反応にすぐ応えやすそうです。この3着はまぐれでは無いと思います。流石に夏の小倉重賞では斤量が増えそうですが秋の福島記念や札幌記念の様な2000m重賞に出るなら狙いたいです。

4着ヒシイグアス(池添謙一騎手)

道中中段に付けて向こう正面終盤からぐいぐいポジションを上げていき直線で内を走るアリーヴォと併せ馬の様な形で4番手に上がっていったが前3頭とは少し離されてのゴール。しかしパトロールビデオを見ると内のアリーヴォに弾かれたのが少し響いたかな…。しかしテン乗りながらしっかり上位に持って来れる池添騎手に脱帽です。調教があまり良くは無かったがポテンシャルはG1級の実力を秘めています。次走は今年春の香港が無いので宝塚記念か夏の札幌記念から秋G1→香港の流れになると思います。

5着ジャックドール(藤岡佑介騎手)

敗れはしましたが個人的にはびっくりしました。秋から休みなし、レコード勝ちの金鯱賞から中2週高速馬場では無い荒れた馬場の中1000m通過58.3秒、更にはアフリカンゴールド、レイパパレからのマーク、落鉄と言うアクシデントの中よく掲示板まで来たなと思いました。まだまだ4歳馬伸びしろは十二分にあると言えるでしょう。今はゆっくりと休んで秋のG1シリーズで出てくる事を楽しみにしてます。

6着スカーフェイス(岩田康成騎手)

単勝190倍と人気はあまりしませんでしたが1枠の岩田康成騎手はやはり来ますね〜。スタートから最内枠を生かしての内ラチ沿い中団を進み直線では岩田騎手の執念の追い込みにスカーフェイスが応えて6着。今回は流石に上のライバルが強かったと思います。しかしペースと位置取り次第では掲示板もあり得ました。重賞レース狙える力は十二分にあると言えるでしょう。

7着アフリカンゴールド(国分恭介騎手)

スタート良く出た隣のレイパパレを先に行かせてハイペースのジャックドールと共倒れに持ち込もうとする中々渋い戦い方でしたがハイペース逃げの中勝ち馬から0.6秒差の7着は評価しても良いと思います。今回のレースはアフリカンゴールド以外にもジャックドールやレイパパレと言った前に行ける強い馬がいたのが若干響いたかなと思います。今後の重賞も要チェックの馬です。

8着ステラリア(福永祐一騎手)

人気があまりありませんでしたが勝ち馬から0.6秒差、アフリカンゴールドとタイム差無し(半馬身)の8着は良く頑張ったと思います。レース見ても悪い点は3コーナー辺りで位置を下げ過ぎた事ぐらいと鞍上の福永騎手、そしてステラリア自身に悪い点はそこまで無いと言えるでしょう。今回はエフフォーリアのマークとハイペースのきつい流れが向かなかっただけだと思います。次走も阪神走るならまた狙いたい馬です。

9着エフフォーリア(横山武史騎手)

古馬初戦、前哨戦使わずにぶっつけ本番、調教の不安、体調、ペース、スパーリング不足、正直どれが直接その負けに繋がったか分からない。ただゲート内で落ち着きが無く顔が腫れてしまったと言うコメントもあったのでメンタル面、遠征が少なからずマイナスになったと思います。言えるのはこの一戦で評価するのは時期尚早だと言う事。実際近親のシンボリクリスエス、ハーツクライ、エピファネイアも古馬初戦は負けてますし、阪神はあまり得意では無いのでそれが少なからず遺伝したかな…と思います。

10着アカイイト(幸英明騎手)

今回はエフフォーリアを徹底マークしレースを進めましたがあまり良い着順には繋がらなかったのかなと思います。ただ今回はそこまで力んで走っているわけでも無く適度に緊張と脱力が出来ている走りだってと思います。エフフォーリアの走りはアカイイト、そして幸騎手にとっても誤算だった。しかし牡馬と渡り合える力は兼ね備えていると思うので次走期待です。

11着キングオブコージ(横山典弘騎手)

AJCCではスタート出遅れからも末脚で勝ちましたがやはりメンバー格が上がったG1の舞台では流石に厳しかったと思います。スタート前に舌縛りが外れた為上手く走れなかったと言うコメント。しかし個人的には舌縛りが外れてここまで着順落とすか?とは思います。スタートは慢性的に良くないのかな…。

12着ショウナンバルディ(坂井瑠星騎手)

今回は金鯱賞の様に後ろからレースを進めた。上がり36.0秒と瞬発力勝負の馬場状態では流石に後ろから進めたのは不利に働いたと思います。この馬はどちらかと言うと逃げてこそ真髄が見られると思います。

13着レッドジェネシス(藤岡康太騎手)

初のブリンカー着用でスタート押していきましたが中々前に行けずに後ろからになってしまったのが大きいと思います。やはりメンバーの集まるG1やG2よりもある程度メンバー格の落ち着いたG3で勝ちを覚えさせた方が良いと思います。ゆっくり休んで秋にリベンジですね。

14着マカヒキ(岩田望来騎手)

もう流石にスピードの衰えは隠せない所があります。レース見ても付いて行くのが精一杯に見えました。最後の直線で岩田騎手が鞭を叩いても追いつけなくなって来てるので、厳しいのかな…とは思います。ただマカヒキが諦めずに走り続けるなら私は応援したいです。

15着ヒュミドール(M・デムーロ騎手)

G1初挑戦と言う事もあり流石にこの厳しいペースではいつもの力を発揮出来なかったか。でも良い経験はしたんじゃ無いかなと思います。G3ぐらいでまた力をつけてまたG1に出走する事を楽しみにしています。

16着ウインマリリン(松岡正海騎手) 

やはりまだ脚の状態は完調とは言えなささそうです。しかしG1,G2で活躍できる器はあると思うので次走に期待したいです。多分関東に戻って目黒記念そこから休むか宝塚記念かだと思います。また強いウインマリリンを見れる事を願っています。

次走期待馬(上位3頭は◉)

◎5着ジャックドール

やはり秋から休み無し、前走逃げ切りレコード勝ちを決めた金鯱賞から中2週あのハイペースの中直線200mまで粘り、落鉄のトラブルがありながら掲示板内に入れるのは相当のポテンシャル。まだまだ4歳馬伸びしろはかなりあると思います。ゆっくり休んでまた逃げ切り勝ちを決めて欲しいもの!

◎7着アフリカンゴールド

今回はジャックドール、レイパパレと前に行ける馬2頭がいてかなり苦労してる様に見えました。ただ今回はジャックドールが作ったハイペース逃げの中道中ジャックドールに付いて行き直線で垂れてしまいましたが勝ち馬から0.6秒差の7着は評価しても良いと思います。今回のレースはアフリカンゴールド以外にもジャックドールやレイパパレと言った前に行ける強い馬がいたのが若干響いたかなと思います。今後の重賞も要チェックの馬です。

◯6着スカーフェイス

今回掲示板こそ逃しましたが得意なペースでは無い中良く走ったな〜と思います。上がりタイムはメンバートップタイ鞍上の岩田騎手とも手が合っていると思います。G3,G2で重賞制覇も見えて来る走りでした。次のレースは重い印を付けたい。

◯8着ステラリア

今回は流石にペースや位置取りが向かなかっただけだと思います。それでも勝ち馬から0.6秒差、1つ上のアフリカンゴールドとはタイム差無し、阪神コースは走るので次阪神コースで走るなら狙いたい1頭です。

私が次狙いたい馬は以上の4頭!次のレース出てくるなら狙うべきおすすめ馬になります。

それではまた次回!ありがとうございました。




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