ヴィクトリアマイル反省会
みなさんこんにちは!競馬予想をしていますかっちゃんです。さて今回はヴィクトリアマイルの反省会をしていきま〜す。
予想
◎ソダシ…1着!
◯レイパパレ…12着
▲ソングライン…5着
☆クリノプレミアム…16着
本命ソダシは見事に的中!ただ紐は繋がらずの結果でした。人気も割れ加減で配当面を考えると印が回るのはこの量が限界でしたすみません。
一応私の予想ツイートから印馬の短評と理由の正誤をまとめて行きます
◎ソダシ
理由 マイルでの成績が優秀(3-0-1-0)、芝だと(8-0-0-2)と言う安定感もあり負けた2戦も負け方が明確。
間違っていた部分 東京競馬場でのレースをこなした回数が3回で芝は2戦と東京での相性は必ずしも良いとは言い切れなかった。
◯レイパパレ
理由 川田騎手がマイルを切望しており、ここ2戦は良馬場でも走れることを証明した様に見えたから。
間違っていた部分 初マイルで明らかにペースが噛み合っておらず戸惑っていた。初マイルでも問題無いのではと思っていたがそんなに甘くは無かった。
▲ソングライン
理由 前走の勝ち方がすごく良くパドック見ても細さは見られなく坂ありの馬場でも走れているから。
間違っていた部分 スローからの勝負になりこの馬の持ち味が活きない展開になってしまった点。
☆クリノプレミアム
理由 ここ2戦の勢い(人気薄ながら1,2着)と東京での好走歴
間違っていた部分 G1級メンバーと当たった際の能力の差と明らか小回りでの成績が良く、東京の好走歴も条件クラス時のものと言う点。
1〜3着馬を血統で紐解く
1着ソダシ
父クロフネ 母ブチコ 母父キングカメハメハ
前走フェブラリーS(東京ダート1600m)3着
父クロフネは過去10年で連帯している馬には12年このレースの勝ち馬13年も2着ホエールキャプチャがいる血統、母父としては19年の勝ち馬ノームコアとそこまで悪い成績では無い血統。
前走としてはダートながらフェブラリーSを3着と前走マイルで2,3着(3-3-4-7)のデータ、また社台F、ノーザンF、白老Fのいずれかの生産馬(3-3-4-1)とこれまたこのレースと相性の良いデータで買い目の馬でした。
2着ファインルージュ
父キズナ 母パシオンルージュ 母父ポストンハーバー
前走東京新聞杯(東京芝1600m)2着
父キズナの産駒がヴィクトリアマイルで馬券内に絡むのは初。母パシオンルージュの産駒は数は少ないがどちらかと言うとマイル寄りに活躍馬が見られる。父キズナは短距離からステイヤーまで母方の持っている良さを上手く引き出す特徴があるのでここは血統面を見ると買える材料になりそうです。
前走を見ると前走マイル(東京新聞杯)で2着、ノーザンF生産馬とデータをみるとこれまたこのレースと相性の良い馬。
3着レシステンシア
父ダイワメジャー 母マラコスタムブラダ 母父リザードアイランド
前走高松宮記念(中京芝1200m)
父ダイワメジャーはこのレース少し良くない成績だがマイルではカレンブラックヒルやアドマイヤマーズ、ブルドックボスと言ったマイル短距離で活躍馬が目立つ。ただ前走から距離延長組は14,15年で連覇したストレイトガールと20年3着のノームコアのみとちょっとデータ的には狙いにくいかな…と言う感じはありました。
ラップタイム
今回は2F~4Fに立て続けに10秒台、11秒台後半のやや早いラップが刻まれており、6F・7Fもそのまま早いペースが続いて8Fでラップが落ちました。このレースで問われたものは、前半の速いペースに耐えられるだけのスタミナと、きついレースの中でも最後まで勝利への執念を捨てることのない勝負根性、底力でした。両方の能力が備わっていて初めて、上位入線が出来たと言えるでしょう。
トラックバイアス
1〜3着馬
1着3枠5番ソダシ(33.4秒)3,4コーナー通過順(4-4)
2着6枠11番ファインルージュ(33.4秒)3,4コーナー通過順(6-6)
3着4枠7番レシステンシア(34.1秒)3,4コーナー通過順(2-2)
人気馬で凡走
6着1枠1番デアリングタクト(33.6秒)3,4コーナー通過順(6-6)
12着7枠13番レイパパレ(34.3秒)3,4コーナー通過順(3-3)
人気薄で好走
4着5枠10番ローザノワール(34.5秒)3,4コーナー通過順(1-1)
全頭コメント
1着ソダシ
走り慣れた芝のマイル戦でしたし、強いの一言でした。馬場の違いは有りますが、今回のペースなら昨年の桜花賞のペースを熟したソダシにとっては大分楽にレースを進められたと思います。最後の直線荒れた内を選択できたのもソダシの手綱を取り続けた吉田騎手の好判断、それに応えたソダシ、そしてここまで諦めずに走らせた陣営の努力によるものが大きいと思います。優勝おめでとうございます。次走については札幌記念からマイルCSと国内が中心になると金子オーナーはコメント。
2着ファインルージュ
今回のレースは良く2着に来たなと思いました。直線で躓き、左右に進路を探しながらも2着。4角で先頭見て、刹那的に鞍上の計算ではまとめて差し切れると思いました。負けてなお強い競馬をしました。ファインルージュは1600-2000で馬券内100%、着外に飛んだのも距離が合わなかった2400のオークスのみと距離範囲は結構広めなのかなと思います。秋G1での覚醒に期待です!
3着レシステンシア
前走高松宮記念は重め残りや武史騎手の1200mの経験の薄さや超良スタートを切りロケットスタート、ハナを取る形になってジャンダルムが自爆覚悟でせっついてきたのもあってオーバーペースで負けてしまった。ただ今回のレースで果敢にハナを切ってペースを作れたとしてもソダシとの勝負では分が悪かったと思います。やはりこの馬は輸送が課題ですね。距離的にも1200〜いけてギリギリ1600ぐらいだと思います。
4着ローザノワール
2週連続の単勝シンガリ人気の激走、本当最後まで「これ残るんじゃね?」と思いました。有力どころが牽制し合う中ほぼノーマークで競りかける馬もいなくスローに持ち込み見せ場十分のレースを見せました。既に5勝しているこの馬も牝馬限定戦で最下位人気になるのは少しあれかな…とは思いました。ぜひ北海道の洋芝で見てみたい所です。
5着ソングライン
最後の直線で結構脚使っていたので、この後安田記念のローテは厳しそうではあるが、右回りが微妙な面を踏まえると、秋のG1は少し厳しいレースが多くなるかな…と個人的に思います。だからこそ、出られるなら安田記念出走してほしい気持ちがあります。ただ今回は意外と前が楽をした展開の中での直線の位置どり勝負だったので十分逆転は狙えます。
6着デアリングタクト
まず一つは人馬ともおかえりなさい!そしてレースお疲れ様でした!競走馬にとって大病である繋靭帯炎での約1年1ヶ月の長期休み明け、筋肉もまだ完調ではなく直前の馬体重は+22キロ。しかしそれでもケガのブランクを感じさせない全てをぶつける魂の走りで最後の直線で最内から着争いに絡んでくる辺り、三冠牝馬って本当凄いと感じました。しかしこの馬の持ち味が活きるのは中距離、次走宝塚記念で復活!期待してます!
7着アブレイズ
小回り巧者かな?と過去の戦績を見てると思いましたがメンバーも揃ったG1の舞台下位人気ながらも上がりタイムは勝ち馬ソダシ、ファインルージュら有力勢より早い32.9秒!上位の馬に食らいついていくのは凄いと思います。この馬はもう少し距離が長ければもっともっと上に行けそうだと思います。
8着アカイイト
最後良く伸びてきましたがやはりマイルはちょっと短いのでは…と感じました。ただ直線が長い東京でもしっかり上がりを使える。次走予定の宝塚記念は大波乱をまき起こしたあの舞台阪神2200m。そこで再びのG1制覇なるか。注目したいです。
9着シャドウディーヴァ
得意舞台では無いマイルで上がり最速タイならまだ衰えはないと見ています。またチャンスは回ってきます。今回は後ろからの差し勝負に懸けていただけにこのスローペースで前有利の展開では恵まれなかったのかなと思います。
10着ミスニューヨーク
全然やれる事が良くわかりました。この馬もファインルージュのちょっと後ろで軽くだけど躓いてたように見えた。直線でこれ3着いけるのかな?って位伸びてきてたしG1の舞台でも展開、流れと運で全然有る馬だって思えました。超大接戦の中での10着はそこまで悲観する結果じゃなさそうです。どちらかと言うと中山だったり福島が合うのかなぁ…。
11着ディヴィーナ
馬格が小さいこの馬にとっては少しタフなレースになったなぁ…と思います。馬込みで掛かって周りが進路作ってくれるほどG1は甘くないですからね。掛からなければ勝ち負けできたかな…。スタミナ的な消費もかなり激しいものだったと思います。馬体を成長させてまた活躍を期待したいです。
12着レイパパレ
今回は明らかにスタートでほぼ勝負ありのような形に見えました。この馬は走法的に器用さ、大阪杯の様な重馬場である程度タフさが求められた方がいいタイプ。こういう馬は牡馬とやった方が持ち味活きたりするタイプだと思います。ただ個人的にはマイルから1ヶ月で今度は中距離の宝塚記念と疲労はかなり心配です。
13着テルツェット
スタート少し出遅れたが、上がり最速タイの32.9秒、終始外外回って2着とは0,5秒差。後はスタートですね。ただスタートばかりは騎手や関係者の努力で完全に解消出来るとは断言出来ないので難しい所。今回の出遅れを私は別に責めるつもりはありません。そればっかりはもう努力しても100%どうにか出来る問題でも無いし。
14着アンドヴァラナウト
勝ったソダシは476キロ、2着のファインルージュと馬体重は60キロ差、出走手当が貰えるミスニューヨークでも468キロ、初輸送で体重減は仕方ないもののちょっと馬格が足りなかった印象。マイルのスピードについて行けていない様にも見受けられました。次は休んでエリザベス女王杯が目標になるのかな。
15着デゼル
やはりG1の様なペースが緩まない流れよりはペースが落ち着くG2以下のレースじゃないと脚が溜まらない。復活があるなら外差しになった時の府中牝馬かな。今回は前残りでこの馬にとってはどの形になっても厳しい流れになるのは避けられないか。
16着クリノプレミアム
ここ2戦重賞で人気薄ながら好走しており穴予想、ゲートも上手に出て直線ではソダシちゃんと並んでの位置も良くてこのままなら・・・と思って見てました。初めてのGⅠ挑戦は、ほろ苦い結果になってしまいましたが力は示せました。ローカルでは無類の強さを発揮できそうです。また期待したいです。
17着マジックキャッスル
陣営のコメントを見てもまだまだ復調までには時間がかかりそうです。写真を見てもまだトモの張り間がなく調教駆けしないと狙えないです。ピークを過ぎたのかはわかりません。
18着メイショウミモザ
今回は追っても頭の高いフォームだし、勝つ為に控える競馬をしたのだったら考えなしだと言わざる得ないけど、騎手のコメント見る限り無理はさせなかったと思います。血統的にも晩成型のタイプ、まだまだ伸び代はあるかなぁ…と思います。
次走以降注目馬
6着デアリングタクト
約1年1ヶ月の長期休み明けながら上がりタイムは勝ち馬ソダシと0.2秒差。流石に今回は前残りの展開になり勝ち馬で先行したソダシが33.4秒と後ろからレースを進めたデアリングタクトには厳しい流れになったが6着ならいい方だと思います。次走馬体もある程度戻り得意の中距離なら馬券内もあり得ます!
8着アカイイト
直線の長い東京で勝ち馬より早い33.1秒の脚を使える。今回はマイルの流れに終始戸惑いながらのレースとなり普段の力を活かせなかった。次走は宝塚記念、得意の中距離になり阪神2200mは昨年のエリザベス女王杯と同じ舞台。人気馬、マークも分かれると思うので再びのG1制覇に期待です。
次走注目馬は1〜3着馬とこの2頭です。
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