大阪杯予想
みなさんこんにちは!競馬予想をしていますかっちゃんです!さて春のG1シリーズ初戦高松宮記念は8-5-17番人気決着荒れましたね~。今回は重賞馬14頭が揃った混戦模様の大阪杯の予想をしていきます。
大阪杯概要
出走資格:サラ系4歳以上
JRA所属馬
地方競馬所属馬(出走資格のある馬のみ)
外国調教馬(優先出走)
負担重量:定量(57kg、牝馬2kg減)
出馬投票を行っている外国調教馬
レーティング順位の上位5頭
当該年に行われる中山記念、金鯱賞のいずれかで1着となった馬(中央・地方の所属は問わない)
当該年に行われる中山記念、金鯱賞のいずれかで2着以内に入着した地方競馬所属馬
波乱度★★☆☆☆
人気馬信用度★★★★☆
競走自体は1957年から施行されている古馬限定中距離重賞。2017年よりG1競走に格上げされ、名称も「大阪杯」となった比較的新しいG1。天皇賞春、宝塚記念と共に春の古馬3冠路線の1つとして数えられており、この競走勝ち馬には当年のアイリッシュチャンピオンステークスへの優先出走権が与えられる。
昨年は重馬場になりレイパパレ、モズベッロのパワー系の馬が勝利したが全体的に1,2番人気は過去10年で16頭馬券に絡んでいる結構堅いレース。今年は重賞馬14頭とメンバーはかなりの豪華さ。
データで紐解く(G2時代含む)
人気
1番人気(3-2-2-3)
2番人気(3-2-2-3)
3番人気(0-0-0-10)
4番人気(2-1-3-4)
5番人気(0-1-1-8)
5番人気以下(2-3-1)
内訳
2021年2着モズベッロ…6番人気
2019年1着アルアイン…9番人気
2018年2着ペルシアンナイト…6番人気
2017年2着ステファノス…7番人気
2015年3着エアソミュール…6番人気
2012年1着ショウナンマイティ…6番人気
G1に格上げされてから5年しかたっておらずデータが少な過ぎたのでG2時代も含む過去10年でデータを出しました。やはり1,2番人気が強いレースである事は確か。また前走8着以下は過去10年1頭も馬券に絡めておらず、前走大敗からの勝利はほぼない状態。逆に前走G1,G2レース馬は過去10年27頭も馬券に絡んでいる。
前走データ(50音順)
アカイイト(前走金鯱賞3着)
昨年のエリザベス女王杯を勝ちここでG12勝目を狙う。スタートは近3走を見てもそんなに悪くない様に見えます。スタート後すぐに内ラチ沿いに寄せましたが今回だと後ろからの馬も多いのですぐに内ラチに寄せるのは厳しいと思います。ただ直線で前が塞がった様に見えたが一気に外に出し3着に入ったのは素直に評価しても良いと思います。上がりタイムもレコード決着の中であれば全然評価して良いでしょう。
アフリカンゴールド(前走京都記念1着)
覚醒の血統ステイゴールド産駒で前走京都記念を12番人気逃げ切り勝ち。前走スタート良くハナを奪うとそこからペースを握りいい感じのスローに持ち込み、直線更に突き放す強い競馬。その前走日経新春杯はスローペースに持ち込まれ前潰れの中直線200mまで粘る根性を見せた。スタートは良いのでいきなり出遅れる心配は無さそう。ただ前走よりはマークも厳しく、更にはジャックドールもいる為ハナを奪い切れるかと言われれば不安は残る。
アリーヴォ(前走小倉大賞典1着)
前走は大外枠から差し切り勝ちしたが開催終盤で明らかに外馬場有利感が否めなかった。スタートは悪くないが斤量3キロ増はかなりデカいと考える。個人的には小倉や福島と言った小回りコースが向いていると考える。ただ2頭の逃げ馬、早仕掛けの騎手も多いので展開さえ向けば馬券内に入れる力はあります。
ウインマリリン(前走エリザベス女王杯16着)
悲願のG1初制覇を狙う5歳牝馬。前走スタート良く出て先行していき向こう正面で5番手に着けていたが直線ではもうスタミナが残っていない様にも見受けられるほどの失速。流石に鞍上の横山武史騎手も鞭を入れられず手綱を動かすだけ。ただ前走4コーナー6番手以内の馬は掲示板にすら入れていないので明らかな後ろ有利のスローと考える事も出来る。しかし上がり38.9秒の点や、関西での相性が悪い事を考えると軸には押しづらい。
エフフォーリア(前走有馬記念1着)
昨年の年度代表馬で大阪杯が古馬になって初出走となる。前走有馬記念はスタート良く出て、道中は後方から進めて徐々に上がって行き直線あっさり前の馬を捉えると見事勝利。実績、実力共にトップだがあくまでそれは関東での話。初の関西遠征、大逃げ馬2頭、最近の横山武史騎手の不調など不安点は沢山あるがここは流石に負けられない。
キングオブコージ(前走AJCC1着)
前走スタートはあおり気味。最後方からの競馬になったが外まくりの形から上がり最速の末脚で1着。前走は前に行った馬が結構厳しいレースになっていたので評価としてはちょい良いと言った感じ。ただスタートに関しては不安が残るので若干割り引きになる。
ショウナンバルディ(前走金鯱賞6着)
昨年の中日新聞杯勝ち馬。しかし前走は控える競馬になり直線でも前を走るギベオンに進路を塞がれ馬群に沈みそうになったがもうひと伸びで6着を死守した。この馬は無理に控えないで前行く競馬をする方が良いと考えます。今回先行得意ドバイ帰りの坂井瑠星騎手。期待しても良さそうです。
ジャックドール(前走金鯱賞1着)
ここまで目下5連勝中!中距離界に彗星の如く現れた新星。前走スタート良くハナを奪うと終始先頭を譲らない強い勝ち方。ここまで5連勝中と勢いは十分。1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→リステッド→G2と確実に自信が確信に変わっていると思います。ハナを切っていくのはこの馬になるでしょう。ただここまで休養無しの6連戦に前走レコード決着で中2週、阪神未勝利戦1着後はずっと左回りを走っている点は気になる所。
スカーフェイス(前走小倉大賞典5着)
前走はスタート少し遅れ後方からレースを進めて最後に外に出して捲って行き5着。しかも小倉の短い直線5番のダブルシャープに進路を塞がれそうになるもそこから外に出して5着に食い込んだ。ただスタートの遅れは気になる所。今回は流石に外ぶん回しで勝てる相手メンバーでもないので少し厳しいか。
ステラリア(前走金鯱賞11着)
昨年のエリザベス女王杯で2着。前走金鯱賞は逃げたジャックドールの流れに付いて行けず11着と敗れたが阪神コースではバツグンの安定感を誇る。エリザベス女王杯も勝ち馬から0.3秒差(上がり3位)、秋華賞も勝ち馬から0.5秒差(上がり2位)、阪神コースで勝ち馬から0.5秒差以上つけられたのも新馬戦のみ(0.6秒差)しかもその勝ち馬も重賞好走の多いダディーズビビットだった。人気しないなら紐に入れたい。
ヒシイグアス(前走香港カップ2着)
昨年暮れの香港カップでラヴズオンリーユーの2着と好走して今回3ヶ月の休み明け。ただ前走のメンバーレベルはそれほど強いと思うメンバーには見受けられない。またデータ的にも海外から直行組の成績もあまり良くないので不安は残る。左回りの適正は大丈夫でしょう。
ヒュミドール(前走中山記念6着)
前走はゲート内での落ち着きがない様に見えた。折り合いは良かったが前走の様に外ぶん回しでは届かない気がします。
ポタジェ(前走金鯱賞4着)
重賞戦線で好走多数、悲願の重賞制覇を狙う5歳馬。前走はスタートまずまずで後方からの競馬。直線で外に持ち出すと一気の末脚で4着に食い込んだ。しかしレコード決着のこの舞台では流石に上がり1位でも厳しかった。しかしこの末脚はかなり魅力的。紐に入れたい馬の1頭。
マカヒキ(前走京都記念11着)
昨年の京都大賞典で復活を遂げた9歳馬。ただもう全盛期の力は残っていないと思います。スピードも衰えは隠せなくなって来てます。調教は良い動きには見えるが果たしてどうか。
レイパパレ(前走金鯱賞2着)
昨年のこのレース勝ち馬、今年はディフェンディングチャンピオンの立場で挑む。前走はスタート5分の勢いで4番手に付けて直線で手答え良く2番手に上がりゴール。今回は斤量が1キロ減の55キロ、ジャックドールは1キロ増加で逆転のチャンスはあり。重馬場になるなら重い印をつけたい馬。
レッドジェネシス(前走京都記念13着)
前走の走りはあまり評価は出来ない。スタートは良いが明らかに力負けという感じに見受けられます。初のブリンカー着用にはなるがそこまで大きく変わらないと思います。
予想
◎エフフォーリア
ここは流石に負けられないでしょう。斤量差はあったが天皇賞秋、有馬記念と古馬相手でも関係無しの強さ。調教では1週前は少し調子悪いかなとは思いましたが射程圏に捉えると一気に加速する脚はかなりのものです。いくら初の遠征とは言えいきなり負けるというのも考えにくいのでここは本命で行きます。
◯ジャックドール
前走金鯱賞レコード勝ちから中2週での出走にはなるが追い切り10.8秒と脚はかなりのもの。レイパパレの様に6連勝でG1制覇もあり得ると思います。前走も上がりでもう1段階ギアを上げられるのでスタミナは大丈夫でしょう。
▲ステラリア(個人的には◎とほぼ同じ)
阪神適正ならこの馬!阪神コースは5回走り馬券内を外したのが秋華賞1回のみ。しかも勝ち馬アカイトリノムスメから0.5秒差と力はある。上がりタイムも上位1〜3位に全て入っている。こんなに人気が無いなら全然狙える!
☆アカイイト
昨年のエリザベス女王杯はフロックでは無いと信じています。阪神コースでは上がりタイム1位を外したのはたったの2回、しかもその2回も上がり2位高速馬場の阪神コースならチャンスあるでしょう。
重賞馬ひしめく一戦、勝つのはどの馬だ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?