全日本2歳優駿
競馬予想をしていますかっちゃんです。今回は全日本2歳優駿の予想をしていきます。
コース紹介
川崎1600コースは4コーナー奥のポケットからスタートしコースを一周強します。1コーナーまでは500メートルと長いため外枠不利は少なめ、しかし3コーナーが非常に狭く直線は300メートルと短い為外に膨らむと厳しい展開になる為立ち回り、スタミナが要求されます。
データで紐解く
過去10年の3着内に来た馬の前走を見ると
北海道2歳優駿(3-2-1)
兵庫ジュニアグランプリ(1-2-3)
平和賞(1-0-1)
エーデルワイス賞(1-0-0)
条件クラス(3-4-3)
前走着順
1着30頭中24頭(10-7-7)
2着2頭(0-1-1)
3着該当なし
4,5着2頭(0-1-1)
着外2頭(0-1-1)
やはり前走1着馬が馬券に入りやすく14〜19年は全て前走1着が馬券内に絡んでいる。特に北海道2歳優駿や兵庫ジュニアグランプリなどの交流重賞に出走した馬の好走が目立ちます。
このデータを今年に反映すると
前走連帯馬(交流重賞)
セキフウ(前走兵庫ジュニアグランプリ1着)
コンバスチョン(前走兵庫ジュニアグランプリ2着)
アイスジャイアント(前走JBC2歳優駿1着)
ナッジ(前走JBC2歳優駿2着)
交流重賞出走馬
プライルード(前走兵庫ジュニアグランプリ3着)
バウチェイサー(前走兵庫ジュニアグランプリ4着)
その他連帯馬
ドライスタウト(前走オキザリス賞1着)
シルトプレ(前走鎌倉記念1着)
ノブレスノア(前走ハイセイコー記念1着)
ライアン(前走平和賞1着)
条件、重賞以外連帯馬
ナインバイパー(前走川崎若駒オープン1着)
マリンスカイ(前走土佐寒蘭特別1着)
全馬コメント
1番セキフウ
前走はスタートを決め4番手でレースを進め最後の直線で前の2頭に前を塞がれそうになる不利はあったが抜け出せるのは2歳馬ながら勝負根性ある。
2番プライルード
スタートはまずまずの出で道中は2番手最後の直線では吉村騎手懸命に追うもJRA勢2頭を捉えきれず。今回は乗り替わり、一皮剥けるか。
3番ナッジ
スタートはまずまずで道中は内の7番手を追走、最後の直線では内から鋭く伸びるもアイスジャイアントを交わせず0.3差の2着。しかし今回は矢野騎手に乗り替わり、ナッジの差し足の良さを引き出せるか。
4番ノブレスノア
スタートを決めハナを奪い道中も先頭、最後の直線ミゲルと馬体を併せての接戦だったが最後2の脚で逃げ切り。勝負根性は中々乗り替わりも無し期待大。
5番コンバスチョン
スタートが少し遅れたが三浦騎手は道中6番手ぐらいでレースを進め直線は外から伸びるもの若干寄れてしまい2着、しかし上がりはメンバー1位でタイム差無し松山騎手に乗り替わり逆転あり得る。
6番ナインバイパー
前走の映像がない為スタートはわからない。道中2番手に付け勝利。ただ上がり最速も40秒台と瞬発力に欠ける。上位勢相手では差されてしまう。
7番バウチェイサー
スタートを決め果敢にハナを奪うも最後の直線では上位勢相手に粘り切るのは少し厳しかったか。しかし今回はJRA勢も多くマーク薄くなればマイペースに前に行ける。
8番カイカノキセキ
今回初ダートとなる1戦だが血統を見ると母のカイカヨソウがダートで活躍し姉のカイカセンゲンも地方ダートで活躍を見せるなどこの1戦が試金石となると思う。鞍上のCデムーロ騎手にも注目だ。
9番アイスジャイアント
スタートで出遅れ最後方からのレース、向こう正面から徐々に上がって行き上がり最速で見事に外から差し切り勝ち。しかし今回のコースは後ろからだと少し厳しい為スタート出遅れは避けたい。
10番ドライスタウト
スタートポンと出ると5番手辺りを追走し最後の直線で空馬を避けるように外に切り替えたが差し切り勝ち。5馬身差を付ける中々の勝ちっぷり。今回は外なので前に付けやすいと思う。
11番シルトプレ
スタートポンと出ると2番手辺りを走り直線入口で先頭を捉えると外から伸びてきたママママカロニを振り切り勝利。ママママカロニと上がりは同じだがやはり前目に付けられたのが功を奏した。今回も前でしぶとく粘れるか。
12番マリンスカイ
前走はスタート良く終始先頭を走り単勝1番人気に応えた。しかし上がりは42秒台、エンジン掛かりに時間がかかるタイプだと思う。このメンバー格では少し厳しい。
13番ライアン
前走は不良馬場ながら好位から競馬を進め直線早々と抜け出し勝利。外めの枠も好材料一変あり。
14番モリデンブラック
前走盛岡の南部駒賞では道中4番手から進めるも外に膨らんでしまい前2頭に離されてしまった。しかしスタートは良く今回は馬群に包まれにくい大外枠内から外に出ることもあまり無いためチャンスありか。
予想
◎アイスジャイアント
前走から距離短縮にはなるがスタート良ければ脚を使えるので大丈夫。中団辺りを追走し最後抜け出せれば馬券内あり。
◯セキフウ
前走不利がありながらも勝ち切れるこの馬の勝利根性と精神力は只者では無い。最内枠も好材料。
▲シルトプレ
やはり前目で上がりが早いのはこのコースで走る時に大きなプラスに働く。地方馬と言えどJRA勢を負かす力あり。
△ナッジ
前走馬群の内にいて沈むと思っていたが馬群を縫う様に差し足を伸ばせるのは中々良いのでは。JRA勢相手にもチャンスありと見た。
☆ナインバイパー
前走56キロを背負い同舞台で見事に勝利。今回は1キロ減り好調気配あり。地の利を生かしJRA勢を負かせるか。人気薄注目馬。
私の印は以上の5頭です。JRA勢の自力か?地方馬の下剋上か?注目の2歳ダート王者決定戦第72回全日本2歳優駿どうぞお楽しみに!