桜花賞反省会
みなさんこんにちは!競馬予想をしていますかっちゃんです(*゚▽゚)ノ今年の春の荒れ具合に驚きを隠せません。今回は桜花賞の反省会をしていきます。
ラップタイム
ラップタイムを見ると2F目にグッとペースは早くなりましたが3〜4F見るとペースは一旦落ち着いている。3,4コーナーで加速し最後は11.5のペースであった。
トラックバイアス
1〜5着馬までに入った馬の枠と馬番、3,4コーナー時の位置、上がりをまとめると以下の通りになります。
1着(4枠8番)スターズオンアース 上がり33.5秒 3,4コーナー通過(10-9)
2着(3枠6番)ウォーターナビレラ 上がり34.0秒 3,4コーナー通過(2-2)
3着(1枠1番)ナムラクレア 上がり33.9秒 3,4コーナー通過(4-4)
4着(8枠16番)サークルオブライフ 上がり33.3秒 3,4コーナー通過(13-15)
5着(3枠5番)ピンハイ 上がり33.4秒 3,4コーナー通過(12-13)
では今回好走した人気薄馬(ここでは6番人気以下で掲示板内に入った馬とする)と1〜5番人気馬で凡走した馬を見てみると
凡走した人気馬
10着(8枠18番)ナミュール 上がり33.7秒 3,4コーナー通過(13-12)
11着(7枠14番)プレサージュリフト 上がり33.5秒 3,4コーナー通過(18-17)
好走した人気薄馬
1着(4枠8番)スターズオンアース 上がり33.5秒 3,4コーナー通過(10-9)
3着(1枠1番)ナムラクレア 上がり33.9秒 3,4コーナー通過(4-4)
5着(3枠5番)ピンハイ 上がり33.4秒 3,4コーナー通過(12-13)
今日の阪神で行われた芝レースの1〜3着馬の馬番と人気を書いていくと
4レース3歳未勝利 1着トラーバニ(1枠1番3番人気)2着ルパルテール(3枠5番10番人気)3着エナジーグラン(2枠3番2番人気)
7レース4歳以上2勝クラス 1着ヴィアルークス(5枠5番3番人気)2着マテンロウエール(1枠1番4番人気)3着ハローユニコーン(6枠7番10番人気)
9レース忘れな草賞 1着アートハウス(7枠7番1番人気)2着セルケト(1枠1番4番人気)3着グランスラムアスク(4枠4番7番人気)
10レース大阪-ハンブルクカップ 1着ディアマンミノル(6枠6番3番人気)2着テンカハル(2枠2番2番人気)3着エフェクトオン(8枠10番5番人気)
と桜花賞前までの芝レース4つを見ると1枠,2枠と言った内枠馬または直線内に突っ込んだ馬が来る明らかな内有利の馬場と見れます。また今日は最内枠の芝レースでの好走が目立ち(1-2-0-1)でしかもその1回も大阪-ハンブルクカップのボスジラの4着と明らかに内が有利だと判ります。基本外に回した馬で届いているレースが4Rのルパルテール、7Rのマテンロウエール、10Rのディアマンミノルのみとなっている。
それを踏まえてレースを見るとスタート出遅れ後方からになったライラック、直線外に回した、また後ろからレースを進めたナミュール、ベルクレスタ、アネゴハダ、プレサージュリフト、フォラブリューテら差し・追い込み馬は良い着順に結びつかなかったと思います。
全馬コメント
1着スターズオンアース(川田将雅騎手)
個人的には直線馬群の後ろにいた時点でこれはきついかな…と思ったのですが馬群の間を縫う様にして伸びて来ました。さらに驚きなのは前を行く馬にぶつけられながらもゴール前のグイッともうひと伸びする点。本当川田騎手はうまく乗ったと思います。血統的にもオークス勝ち馬ソウルスターリングの母スタセリアがいる血統。オークスの800m距離延長もこなしてくれると思います。
2着ウォーターナビレラ(武豊騎手)
勝ったスターズオンアースとはハナ差、しかし負けて尚強しな内容でした。積極的に前へ行き最後の直線粘れるかなと思いましたがこれはスターズオンアースが強かった。もうあれで負けるなら仕方ないかなと思います。武豊騎手の追う追えないはあまり関係ない気がします。次走は距離面からオークスはパスし秋に備えると思います。まだまだ3歳馬ケアをしっかり行なって欲しいです。
3着ナムラクレア(浜中俊騎手)
距離不安が囁かれていましたが阪神JF5着から今回は馬券圏内の3着に入りました。今回は最内枠、内馬場有利と言う展開での有利はありましたがそれでもきっちり上がり33秒台の末脚を使えるのはかなり良いと思います。やはり直線での上がり勝負になるとかなり良い競馬が出来るな〜と言った印象があります。オークスへの優先出走権を取りましたが多分回避するのかなと考えます。マイルかスプリントが合うんじゃないかなと踏んでいます。
4着サークルオブライフ(M・デムーロ騎手)
個人的に1番強い競馬をしたのはこの馬だと思います。不利な16番枠、更には直線外に回されながらも4着に食いこんでくるのは相当な力を秘めていると思います。デムーロ騎手もこの馬はズブい所があるとコメントしていたので直線が長くなる国枝厩舎得意の府中で行われるオークスは必然とこの馬が有利な上がり勝負に持ち込める可能性が高いです。マイル、中距離、更にはスプリントも行けそうな気がします。
5着ピンハイ(高倉稜騎手)
スタート良く出ると内ラチ沿いを走り中段待機、コーナーリング上手く内で残ると直線200mを切った辺りで外によれてパーソナルハイ、スターズオンアースに何度もぶつかるかなり危ない騎乗(しかも直線1番スピードが出る場面、またオークス優先出走権がかかる争いで過怠金のみは厳しいですが少し軽いのかなとは思います)ただ前を走るナムラクレアやカフジテトラゴンに蓋をされてしまい外に出すしか無かったと言う点もある。それでも上がり2位の33.4秒を出せる能力はフロックではないでしょう。
6着パーソナルハイ(吉田豊騎手)
スタート良く出ましたがあまり行き脚が付かず中段からの競馬になりました。直線良い感じにスペースが空きそこかな伸びようとしましたが内を走るピンハイからのタックルを受けスターズオンアースと激突あわや落馬と言う事態。しかもその後も何回もぶつかられ完全に最後は競馬になっていませんでした。ただ不利があった中6着に粘れたのは中々かなと思います。不利が無ければ良い脚を使えることは間違いないです。
7着ベルクレスタ(吉田隼人騎手)
外枠に内馬場有利と不利な点が重なり合ったのが全てだと思います。戦績を見てもこの馬は府中や新潟と言った直線が長い左回りでこそかな思います。直線でも外のサークルオブライフに若干被せられる窮屈な展開の中での7着。直線伸びてはいたので期待は出来そう。ただ左右に曲がりながら走っているのでどちらかと言うとマイルや2000m向きだと思います。
8着アルーリングウェイ(藤岡佑介騎手)
今回の様な上がり33秒台を出す脚を使えないと勝てないは流れが向かなかっただけだと思います。もう少しペースが流れればこの馬のしぶとさが発揮できたが今回ならウォーターナビレラの位置で進めなければ届かなかったと思います。
9着サブライムアンセム(岩田望来騎手)
道中の引っかかりは気になりましたがスタートは良いと思います。最後の直線も馬群の隙間を見つけ出してキッチリと伸びています。もう少し折り合い面がしっかりすれば勝負になると思います。ただここまでほぼ1ヶ月間隔で休み無し8戦目もうそろそろ疲労も溜まって来ているのでゆっくりリフレッシュして再び活躍して欲しいものです。
10着ナミュール(横山武史騎手)
今回は完全に枠と馬場に泣きました。ただ勝ち馬とは0.3秒差、展開さえ向けば全然逆転もあり得ました。結果論にはなりますがやはりチューリップ賞の疲労は少なからずあったと思いました。今回の騎乗に関しては良く乗ったとは思いますがゲートの出も悪く終始外を回らされ、長い脚を使わなければならないレースになったのが全てだと思います。
11着プレサージュリフト(戸崎圭太騎手)
この一戦で結構課題は見つかったかなと思います。やはりこの馬は追い込みが魅力なのでやはりスローペンの前有利更にはトラックバイアスでもあまりよろしく無かった外を走らされ本来の末脚を活かせなかったと思いました。次走はNHKマイルカップかオークス、あるいは秋に備えるか。ただ血統的にはマイルカップかな…。
12着カフジテトラゴン(古川吉洋騎手)
新馬戦以降ダートを走って来て芝戻りがG1。個人的には流石に力負けするかな…と思いましたがレース序盤からハナを奪ってレースを引っ張り最後の直線250m辺りまでかなり粘っての12着。着順以上に良い収穫があったかなと思います。特に上がりタイムはものすごい成長を見せています、もっと煮詰めて行けばさらに上を狙える馬だと思います。
13着クロスマジェスティ(武藤雅騎手)
ペースが流れればワンチャンあるかな…とは思いましたが淡々と流れてしまい、位置取りももう少し強気に行っても良いかなと思いました。次戦流れが向けば十分に逆転可能です。
14着フォラブリューテ(C.ルメール騎手)
スタート時に外のナミュールにぶつかられ不利を受けました。後方からの競馬になってしまい明らかな内有利な馬場では流石に厳しかったと思います。次走は血統的にオークスではなくNHKマイルカップか休養になると思います(ワンチャンオークスも有り得そうだが800mの距離延長は厳しい)。
15着アネゴハダ(幸英明騎手)
コーナー辺りでの上がりで一瞬エリザベス女王杯のアカイイトが浮かびました。ただ1600mは少し長かったかな…と思います。ゴーサインを出すと反応が良すぎて一気に行ってしまうので距離が伸びたマイルでは悪い方に傾いてしまった(反応が良いのは悪くはないのだが)スプリント辺り走ったら面白いと思います。
16着ライラック(福永祐一騎手)
スタートで出遅れ自分が得意な形に持ち込めなかったのが全てだと思います。この出遅れを引きずらない様に願いたいです。オークスは賞金次第にはなりますが流石にレース挟むのは疲労面を考えても厳しくなるかなと思います。春もう1戦使ってオークスかゆっくり休んで秋華賞と言うプランかのどちらかだと思いますね。
17着ラズベリームース(池添謙一騎手)
流石に初輸送とマイナス20キロが響いたと思います。池添騎手は本当良く乗ったと思います。林厩舎はソングラインの件もあるのであまり輸送は得意じゃないかなと踏んでます。賞金面からNHKマイルカップは抽選次第になるのかな…次走はゆっくり休んで秋の関東だと思います。頑張って欲しいものです。
18着ラブリイユアアイズ(坂井瑠星騎手)
阪神JFからトライアルレースを使わず直行でこの舞台に挑戦。4日で一気に馬体重がマイナス20キロは流石にバテても仕方ないかな…と思います。流石にこればっかりは馬にも坂井騎手にも非があるとは思えません。もう少し輸送減りがなくならないと重賞を狙うのは厳しいと思います。
なおピンハイ号の騎手高倉稜は,最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金50000円。(被害馬:4番・8番・3番)
次走狙いたい馬(1〜3着は◉)
4着サークルオブライフ
枠順、馬場の不利がありながら大外からの追い込み!今回は流石に内を走った先行馬が強かったに限ると思います。G1を取れる器、能力はあり展開ひとつでチャンスは大いにあります!次走期待したいです。
6着パーソナルハイ
今回は直線での不利がありこの着順。流石にこの負けで評価するのは時期尚早だと思います。あわや落馬だったのでこの一戦は度返しで大丈夫。次走人気が落ちるなら狙いたい馬です。
12着カフジテトラゴン
ダートの1勝馬ながら抽選を乗り越えての出走。力負けするかなと思いましたがレースを引っ張って行き見せ場たっぷり!芝でも走れそうです。自己条件に戻ってもこの力を活かせるなら更には上のクラス、重賞でも十分勝負になると思います!期待大です(*•̀ㅂ•́)و✧
こんな所ですかね。私が次走注目したいのは以上の3頭です!
と言う訳で今回は以上になります。また会いましょう。
see you next time!
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