4/1「ソングライター」
今、一番新しく作った曲が、今まで作った歌の中で一番好きかもしれない。
これはすごいことだ。(しかも約4分の曲です。私の曲で4分こえるものはほとんどありません)
ギターを始めてから、わからないなりにずっと歌を作ることを継続してきた。やめたときもあったけど、やっぱり完成させることに達成感があったから、やめられなかった。ポエトリーリーディングも好きだけど、やっぱり、言葉に音程が付与されたときに生まれる魔法、言葉は言葉以上の意味を持つし、メロディーには名前がつく、あれがどうしても好きで、だから日本語の歌が好きなんだった。
完成させた曲は、完成させて終わり、あとは聴く人に委ねる。というスタンスでいることも多かった。だから私は自分の以前の音源を聴くのがかなり怖い。
今一番新しく作った曲、今日一日中ずっと聴いてた。デモだから歌はヘナチョコだし音程悪いし、歌詞もまだ未確定でモニャモニャ言ってる部分もあるけど。
この曲は、ギターと歌じゃなきゃダメだった。語りっぽいパートは一切いらないし、打ち込みオケアレンジの曲にするのも違う。ギターを弾いてメロディーを歌うから、この曲なの。この曲に限っては、そうでなきゃダメだったんだ。
まだデモの段階だけど、私はこの歌が大好きになると確信してる。リスナーにも、好きになってもらえる曲だと確信してる。…いや、もしそうじゃなくても、私は大好きって、確信している。
私は、やっぱり私の歌を聴きたいし、これからどんな歌を作るんだろうって期待してしまうよ。だから私の命はやっぱり必要なんだと思う。私にとって。誰かにとって邪魔でも、私にとって私の命は必要。なぜならたまにこうしてエラーみたいに素晴らしいもの作ってしまうから。
これは、この先、私が夜中に再生ボタン押して涙する、そういう曲だ。
きっとこれから幾度となくつらい夜を乗り越えさせてくれる。
そういう曲が書けて本当に嬉しくて、心が震えてる。私、自分の歌で自分の心救うこと、できるじゃん。
「ソングライター」というタイトルの曲です。4/8のライブから演奏します。
歌えないすべてのシンガーに捧げます。