チェンソー修理

にゃんです。

チェーソーの修理をお預かりしました。ゼノアのチェーンソーで「G3500」という古い機械になります。

去年使ったっきりでエンジンがかからないとお客様が持ってこられました。

症状としまして「火が出ない」状態です。火が出ないと言うことは燃料がエンジンに行っても爆発しないからエンジンかかりませんよね。

発火の確認方法は金属部にプラグの先端を近づけてスターターを引っ張ると「パチパチ」と火花が確認出来ます。※このときプラグ先端を触ると「ビリッ」とシビレますのでご注意下さい。

まぁ「ビリッ」と来たら火が出ていますので故障では無いですよね（笑）

↑こんな感じです。※燃料がシリンダー内にあると炎が出ますので注意が必要

このテストで火花が出ない場合はスパークプラグかイグニッションコイルの異常が考えられます。

スパークプラグを交換しても発火しなかったので今回はイグニッションコイル不良と診断させていただきました。

右が新品のイグニッションコイルです。見た目少し改良されているのか形が違いますね。外見ではどこが悪いのかさっぱり分かりませんがテスターで抵抗を見て判断も可能ですが今回はリコイルスターターにて発火不良を確認しておりますので交換していきます。

この先っぽのプラグターミナルの交換がニガテです、、、、

この様に組み付けていきます。フライホイールのマグネットの所にプラグのパッケージにてスキマを合わせていきます。（本当は指定があるのですがいつもこれでうまくいきます）

イグニッションコイル取付、バラした所を組み上げて完成です。

早速エンジンをかけるべくリコイルスターターを引く、、、

が、、、

かからない、、、、

火は出ているしキャブレターも分解してみるが異常はなさそう、、、

イグニッションコイルは高価な部品のため治りませんでしたでは済まされない、、、、

なんやかんやで原因判明！（よかった、、、、）

マフラーの出口に虫が巣作り（涙）こんなクサイ所に住みつくなよ、、、

チェンソーはマフラー出口にカバーがあって外からだと見えず発見が遅れてしまいました。

その後は一発始動OK！正直な物です。

2段階の不良があるといつも悩まされます、、、

でもまぁなんやかんやで機械の修理は楽しいですね！（治ればですけど）

それから修理とは関係無いですが自転車（ロードバイク）のイベント「若狭センチュリーライド」がコロナの影響で中止になりました（涙）

仲間とエントリーしてたのですが残念です。コロナ早く収まればいいのに、、、

にゃんでした。

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