ギャップイヤーを取るにあたっての状況整理と目的設定
現在の状況
現在(2021年11月5日時点)自分の置かれている状況とそれに対する内面、精神的な状況とそれに伴ってどのように過ごしているかについて整理したいと思います。
まずは置かれている状況について。高校三年生の11月は多くの同級生たちが大学進学を目指して勉強に精を出している時期。あまり勉強に対して熱心でなかった友達もいつの間にか塾に通って毎日過去問とかの話をしている。気の合う友達以外の生徒も少しでも時間ができれば参考書や単語帳を開いているしトイレに行っても進路に関する会話が聞こえてくる。また、授業の内容も入試を意識したものになっていて先生が話す授業内容以外の話もほぼほぼ大学へ進学する人に向けた進路に関する話ばかりになる。要は入試一色だ。そもそも僕が通う高校は偏差値もやや高いほうで大学進学が最もポピュラーで堅実、またはそれ以上に価値のある進路なのだからこうなるのは当たり前だし何なら僕も最初は大学に進学するつもりで入学して高校生活の半分以上を過ごしてきたわけだ。
しかしながら昨年の11月に勉強する理由がわからなくなり塾をやめてから現在に至るまでほとんど勉強はしていない。どんな理由があるにせよ勉強はしたほうがいいし大学に進んだほうがいいのはわかっているけど大学に入って何を学びたいのか何をしたいのかという目的がない。そしてそのしたいことがあったとしてそのために今よりもさらにレベルの上がった講義を受けて勉強することが自分にはできるのかと考えたときにとても今の状況では無理だと思っている。学校はできることなら好きなだけ休みたい。実際何日かズル休みもしている。大学入試に関する会話や情報にあふれた教室や授業は精神的にきついし毎朝憂鬱だ。好きなだけ休みたいと思っているあたり友達に会ったり体育はやりたいと思っていてわがままな奴だなと自分でも思う。
でも最近はこの状況が憂鬱であることに変わりないが以前ほどではなくなってきている。きっかけは学校へ行くことへの憂鬱がピークになりズル休みが増え体調にも影響が出始めたことで病院に連れていかれこのことを病院の先生に話したことだった。結果として親にもこのことを知ってもらいとりあえず進路のことは焦らなくていい。今はまだ大学に行かなくてもいいと言ってもらえたことで心に余裕ができた。知ってもらえたこと、言い方は固いが今年は大学に行かなくていいという許可がでたこと。これがとても大きかった。そして少し前再びこのことについて話したときに何かやろうと思ってることはあるのでしょ。と聞かれたのでバイトをしてお金をためて日本各地をぶらぶらしたいと伝えてた。いいんじゃないと言ってもらうことができた。
このような感じでいまだ学校へ行くことはつらいと感じることも多いけど大学進学ではみいだせなかった高校卒業後の目的を見つけることができました。今は目的に向けてお金のことやギャップイヤーのこと、ギャップイヤーでやりたいことについて調べています。
目的設定
次はギャップイヤーを始めたら何のために何をするのか、目的を今できる範囲で明確にしていきたいと思います。
そもそもギャップイヤーでは何をするのかもう一度確認。ギャップイヤーとは基本的には学校生活では得られないスキルや経験を身に着けるために使う期間。それに沿って何をするのか、最終的な目的は何なのかを考えていこうと思います。
まずはしたいこと。
1.日本を旅する
2.アルバイト
3.読書
4.英語の勉強
(5.ボランティア)
1.日本を旅する
今年の夏にオープンキャンパスのために一泊二日長野県へ一人で訪れたとき、ついでに観光もした。その時に緑あふれる自然や農村風景や里山といった人の手の入った自然の景色を見ることや生き物を観察すること、そして自由に気の向くままに歩くことが大好きだと改めて思ったのでぜひメインテーマとして時間をかけて取り組み経験したい。
2.アルバイト
何をするにもお金がかかる。そもそもギャップイヤーでの活動は自主的に取り組むので、かかる費用は自分で用意するべき。つまりしたいことというよりはすべきことといったほうが正しいが、日常的にやる一般的なアルバイトのほかにも短期間で募集されるイベントや遠方に行く必要のあるものにも挑戦してみたいと思う。
3.読書
今でも年に数冊は読んでいるが小学生や中学生のころに比べかなり読書量は減った。物語でも専門的なことの関する本でもジャンルを問わず読んで知識や考え方を知ったり、単純に集中力や読解力、速読だったりを身に着けたい。
4.英語の勉強
語学を身に着けることもギャップイヤーにありがちなことのようだし英語ができるようになれば得られる情報だったり行動の幅が何倍にもなりスキルとして大いに役に立つと思うのでしっかり勉強したい。また英検かTOEICを受験することを目標にしてもいいかもしれない。
(5.ボランティア)
正直これは現段階では迷っている。なぜならこれもまたギャップイヤーの定番の一つだと思い調べたのだが、ボランティアと名付けられているが内容は農家体験のように思えるものや、海外ボランティアには初心者でも安心な現地の日本人サポーターがいますとかこれだけ読むとボランティアとして人助けに行くというよりも職業体験や文化交流といった自分が何かプラスになることをしようとするという側面が強いように感じるものもある。あとは言い方は悪いが準備や交通費などを自分でお金をかけてタダ働きすることに抵抗を感じる。やるからにはちゃんと責任は果たすからせれに見合った報酬が欲しいと思ってしまう。あとはただの自己満足なんじゃないかとか。
しかしこれは今のところスマホの画面越しに感じた印象でしかないので実際に経験してみてから改めて考えるのもありだと思う。
そしてこれらのことをする最終的な目的は何なのか。それは自分がやりたいことを見つけること。しかし前述したギャップイヤーでやりたいことではなくギャップイヤーを終えてからやりたいこと、つまり現在や近い未来ではなく将来的にやりたいこと。ギャップイヤーで取り組むことを通して見つけられたらいいと思う。いや、見つけられたらという言い方はよくない。見つける。もしかしたら取り組むこととは何も関係ないことをしているときにそれはあるかもしれない。しっかりと目を凝らしながら小さなきっかけも見逃さぬようにこの期間を過ごしていく。思い出してみれば高校受験の時の面接でも自分はまだ将来やりたいことがはっきりしていないのでいろいろなことに挑戦してやりたいことを見つけたいと話していた。それなのに特に何もなすことなく過ごしてしまった。コロナなんて言い訳にできない。それは大きな反省点だ。しかしせっかくこのようなチャンスが巡ってきたのだからリベンジしたいと思う。
というわけで現在の自分の状況とギャップイヤーの目的について整理することができたので次回以降はギャップイヤーでやりたいことについてそれぞれ計画を立てたり調べたり考えたりしていこうと思います。
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