顔も知らない人と共同開発アプリをリリースし、コミュニティを作った
個人開発したものを使ってもらいたい
一年前の私は仕事で開発しているものに、関心がなく、やりがいないなと思っていました。違うプロジェクトに移りたいと言っても、そこは仕事。そう簡単にはいきません。
ということで、個人開発を始めました。初めは大学生の時に私が欲しかったもの、教科書をシェアするアプリをVue.jsとFirebaseを用いて作りました。ただ、新卒一年目が作るものなど高が知れている上に、マーケティングのやり方なんてさっぱりわからず、Instagramで作りました〜!と投稿し友人が数人使っただけで終わりました。
技術の学習にはなりましたが、個人開発でユーザーをつけるのはかなり難しいなと思ったのが、感想です。
共同開発をしてみた
私のように個人開発している(したい)方は絶対にいるはず、と思いTwitterで探したら結構いました。ただ共同開発で難しいのはモチベーションを保つこと、知らない人に業務外で開発を強制することはできないので狂気的なモチベーションがないと続かないなと思いました。
ここから三連続で共同開発に失敗します。
個人開発プラットフォーム
コアメンバー3人+ネットで参加したい人を募った。
参加したい人が勉強目的のことが多く、ことごとくやめていった。私もやる気がなくなる+実務での技術スタックと離れていたことからやめてしまう。
ポイントカードを誰でも発行できるサービス
コアメンバー3人で開発。メンバーがコロナ+後遺症が長引いたため、MTGが開かれなくなり終了。個人的には需要あると思うので、また作りたい。
エンジニア特化したタスク管理アプリ
モックだけ作ってなんか終わってた。
どれもリリースもできずに終わってしまいます。時間をかけてミーティングや説明などしていたので、悲しかったです。
この失敗から次は絶対にリリースしたいと思い、次のことを決めました。
開発人数は2人
勉強目的ではなく、アプリを使ってもらいたいとモチベーションのある人
自分で個人開発している人
自分が主導しない
現在一緒に開発している方と出会う
Twitterで探したところ九州に住むフリーランスエンジニアの方と出会いました。
私が声をかけた段階でアプリケーションのUIはほぼ完成していて、内部ロジックなどが整っていない状態でした。しかもUIがとんでもなく綺麗!
自分のお気に入りのNFTを探すアプリでNFTに興味がある人には刺さるとおもいました。
※現在はUIもアプリ名も上記のように変わっています。
開発は楽しかったです。
やる気のある方と開発するとこっちもやる気をもらえていいです。
UI周りは任せっぱなしになってしまいましたが、完成しました。
マーケティング施策
完成はしましたが、どう使ってもらうかが開発と同じくらい(それ以上)大変です。個人で簡単にユーザーをつけれたら新規開発しているスタートアップは苦労しないですから。
色々な案を出しましたが、zennというエンジニア向け技術ブログサービスで記事を書いて人を集めることにしました。バズりそうな記事はzennを見ていればなんとなく予想は着くのでせっせと記事を書きました。
記事がプチバズり
1発目の記事がバズりました。個人開発のスタックを公開する記事は他の方でもいいねがたくさんついていたので、狙い通りでしたが、こんなにいいねいただけて感謝です。
ユーザーが1500人
記事からの流入もあり
なんと1500人もの方に使っていただけました!
これはかなり嬉しかったです。ただ、ログインの動線が弱いこと、ログインしなくても使えることから、ログインしてくださった方は数えるほどしかいません。(ここはかなり難しい)
コミュニティを作った
元々開発でdiscordを使用していたので、記事経由で参加できる様にしました。作りたいものがある人は作り、そこに参加したい人は参加する個人開発のコミュニティです。記事経由で10人以上の方に参加していただけました。
2月中に10人が目標だったので、記事のおかげで達成できました。
今後やりたいこと
まずはコミュニティをもう少し人数集めたいです。常に複数プロジェクトが進行していて、参加したい人が選べる様な状態にしたいです。
次に個人開発で売り上げを立てる。難易度マックスですが、個人開発で売り上げを立てて、開発していただけた方に還元したいです。これができたらコミュニティがとても活性化するとも思っています。
最後に
今回は一人で始めた個人開発から現在に至るまでの経緯を書きました。周りの縁もあって、楽しく開発させてもらっています。開発者の方、技術に興味のある方一緒に開発しましょう〜!!
discordへのリンクです。
https://discord.gg/CCwTrB2k6r