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「トレイル」と「トレック」と「ハイキング」
好奇心が強いせいで、いつもあれやりたいこれやりたいとなっています。よく言えば好奇心旺盛です。自己肯定感高めるために、「悪く言えば」は考えないこととします。
最近で言えば、
●公園で油絵を描いている人を見かけて油絵描きたいと思って、その日のうちに画材ショップへ(画材が思っていたより高価なので一旦ストップ、描きたい絵の下書きは鉛筆で進めることに)
●近くのお寺で写経体験開催中の文字を見て、翌朝夜明けくらいにチラシの裏紙に筆ペンで写経
などがあります。別にこれらは「続けよう!」という思いもないので、すぐ終わるものもあれば、のめりこんで長続きするものもあります。
いくつかのめりこんでいるもののうち一番の趣味と言えるものが、「山歩き」です。山といっても1000mもないような山々を連ねて歩くようなものです。本格的な登山を趣味にされていて、それを「山歩き」と称されている方にはご無礼申し上げます。
この山歩きですが、自己紹介の時などで人に話す際、どのレベルのものかを相手にイメージしてもらうためによりイメージの範囲を限定できる呼称で表現したいのですが、ふさわしい名前がまだ定まっていません。
候補としては「トレイル」「トレック」「ハイキング」あたりでしょうか。それぞれの意味をちゃんと調べてみましょう。
trail : [v] to pull sth behind sb/sth, usually along the ground; to be pulled along in this way [n] a path through the countryside
trek : a long, hard walk lasting several days or weeks, especially in the mountains
hiking : the activity of going for long walks in the country for pleasure
(hike : a long walk in the country)
(それぞれ名詞の項、複数ある場合は感覚的に最も近い意味を持つ項を参照。すべてOxford現代英英辞典より)
んー、一番しっくりくるのはhikingですね。山要素足りてないですが。
trailに関しては動詞的には「引きずる/引きずられる」の意味合いが強くて、名詞的にはただ「道」というモノとしての意味になります。自分の身近で使われている「トレイル」という名前はそういった点で名詞としての「道」の意味であり、イメージしていたような動詞的な意味ではありませんでした。trekに関しては、数日から数週間続くなどというそこまで厳しいことはしていませんので、今後は口が裂けていも言えなくなりました。hikingに関しては "for pleasure" てところがとってもしっくりきますね。個人的な感覚としては「ハイキング」って字面からはなんとなく幼稚園生の遠足や、ご高齢の方々が健康のために歩いてらっしゃるようなもののイメージが強く、それよりかはしんどいことしているぞっていう思いがあって避けていたんですが。
カタカナ英語と英語の語感の差ってかなり感じますよね。今回の「ハイキングとhiking」のように(個人的に)微妙にニュアンスが違うものもあれば、「リベンジとrevenge」のようにかなり違う意味で使われているものも。
社会には本当にたくさんの横文字があふれていますが、その横文字で目の前の相手に自分が伝えたいことが本当に伝えられるのか、気にしながら使いたいものです。
結局、自己紹介ではとりあえずは「山歩きです。」と言うことにします。
英語で言う必要があれば、"walking in the mountain"ですね。