2/9の滴り「優しいドラマたち」

「俺の家の話」第三話をようやく見る。
早くも神回じゃないですか?

最初から最後までひとっつも無駄のないエピソード・場面でびっしり。
スーパー世阿弥マシンのあれこれ、
宮藤の長州さんリスペクト込めた笑える使いまくり(それに自然に応える長州さん)、
出ると思った蝶野さん武藤さん
などなど小ネタも含めて笑わせながら、
親の介護、終末のことなどなどでしんみりさせつつ考えさせられる。

ラスト、西田演じる父・寿三郎の「あいつ能をやればいいのにな」という台詞に長瀬演じる寿一の気持ちを想い思わず涙がこぼれたよ…
あらためて宮藤作品のあらゆる立場の人々への「優しさ」もひしひしと感じた。

本当にいいドラマだわ…

ちなみに
「その女、ジルバ」の第五話も優しい内容だった・・・(涙)

「欲とか、見栄とか、不安とか、全部取っ払って自分に聞いてみたの。
みか、本心では何がしたいの?って」
「勝ちとか負けとか、そんな風に括らなくてもいいんじゃないかな。
最初からそんなものないって思えばいいと思う」

これらのセリフにもグッときました。
これについてはあらためて書こう。
真飛さんのダンスが見られたのも嬉し。

どちらのドラマにも共通していたのは

人にはそれぞれの物語がある

ってことだよね。

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