他人の褌シリーズで透明な存在

虎に翼脚本家・吉田恵里香さんのインタビュー。

100人いたら、その100人が100人とも幸せになることはないんだと受け止めました。私はずっと小説を書きたいと思っていたので、100人のなかに10人の不幸な人がいたとしたら、その10人をちゃんと書かないといけないと思ったんです。90人のことを100人のように書くのは違う。それはずっと心がけていますし、だから、いろんな人を描きたいと思っています。

たしかに存在しているのに、これまで描かれることなく「透明な存在」にされてきた人たちがいます。いま脚本家として10人の側を書くとき、「私はあなたを『透明な存在』にしないし、あなたが幸せになってほしいと願っている」という思いを込めています。

そう思われて実際にドラマ、しかも国民の多くが視聴するNHKの朝ドラで今それが実現していることがとっても嬉しいなぁ。

とらつばのあれこれを思い出すとちょっと胸が熱くなりますね・・・。
盛り込みすぎという批判もあって、確かにそれはそうで、そのせいで物語の進行として????となるところもあったりするんですが基本的には素晴らしいエンタメになっているのは吉田さんの技量のおかげですよね。
何より、盛り込もうがなんだろうがとにかく「透明な存在にされてきた人たち」を書くよ!透明にしませんよ!という気概が感じられて感動します(泣)

そして、自分は何ができるかなぁって思います。
とってもとーーーっても小さな事だけれど、虐げられている人や声をあげられず泣いている人のことを知ろうとする事、声をあげた人の応援をすること、自分の身近を見てみること。
意識しようそうしよう。

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赤裸々な告白とかではありません。

齢50を過ぎた女が自分の愚かさと間違いとまあいっかをつぶやく日記

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