ジュラシックワールド 新たなる支配者
どうも、てっさいです。
ジュラシックワールド 新たなる支配者 を観てきました。
このシリーズは前作も観ているので、今回も観ておくかと言うノリです。
さて、映画を観ていて、考えていたので私はこの映画に何を求めているのだろうということです。
続編を作ることの難しさが表れていて、どうもあまり楽しめない映画だなと言う感じがしました。
何せ恐竜を題材にしたジュラシックシリーズの6作目です。そのためか、恐竜の扱いがかなり雑なような印象がありました。
舞台は地球上に恐竜がいるという世界になっています。
ただこれを観ていて思ったのが、現実の今の世界に恐竜がいるので、本当にこうなるか? もっといろいろな問題があるだろう。と言う想いが頭を刺激します。
恐竜がただの希少動物みたいな扱いで、ストーリーを作りやすくするために、面倒な事は考えないようにした感じです。
恐竜が本当にいたら今の世界だと森林などすぐに食べつくされるのではないか、また危険な恐竜は軍が介入して排除するのではないか、と思うのですが、そういった問題は強引に蓋をしてます。
また途中、スパイ映画っぽい感じになるのですが、ハンターが恐竜になっているだけと言う印象。
続編だから仕方ないかもしれないですが、前作のキャラクターわんさか出て掘り下げて来るのですが、ほぼ前の話を覚えていないので、興味がわかない。
まあこれは前作を見返していない私が悪いのかも知れないですが。
そして、巨大イナゴが出てきて、とても気持ち悪い。
またそのイナゴを開発した親玉の倫理観のなさが人間離れしていて意味不明。
あれ、愚痴しか言ってないですな。
そこで私は思ったのですよ。この映画に私は何を求めているのか。
答えはシンプルで恐竜が見たいということですね。残念ながら今回はそれが満足できるレベルではなかった。
イナゴ出て来るし。
毛の生えた恐竜とかもさらりと出てきました。ただ固定概念のためか変な化け物にしか見ない。
そう考えると、今までの恐竜は何とも言えない美しさがあるのだなと再認識しました。
結論は恐竜の美しさの描きが足りなかったため、面白くなかった。となります。
しかし、ストーリーを見せながら、新しい恐竜映画作るのはもうかなり難しいだろうなと思います。
この映画の興行収入が振るわないともう恐竜がメインの映画は作られないじゃないかな。そんな気がする一本でした。