『正しく恐れる』 の真意を考えたい【寺田寅彦】
物理学者の寺田寅彦が自身の随筆で表現した『正しく恐れる』や『正しくこわがることはむずかしい』という言葉をメディアでも良く見聞きするようになりました。
今後の社会では、予測できない自然災害はもちろん、建物や設備、機械の老朽化や少子高齢化から派生した想定外の事故も多くなるといわれていることからも、さらに『正しく恐れる』が多用されるのではないかと思います。
こうした時代を乗り越える上で、この言葉の真意を様々な立場の人間が考えてみるべきではないでしょうか。
↓情熱メディアのnoteにて、その気持ちを少しだけ書かせていただきました。こちらにも目を通していただけると幸いです。
『正しくこわがることはむずかしい』が用いられた寺田寅彦の随筆「小爆発二件」はこちらのHP↓から読むことができます。
なぜ寺田は『正当にこわがることはむずかしいことだとおもわれた』と表現したのか。
寺田自身は、『正当にこわがる』ことができているのか?
読み手の立場や価値観によって色んな解釈があるのではないでしょうか。
そして、なぜそう感じたのか、考えたのかを話し合えたら面白いのではないかと感じます。
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