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【業界の話】解釈基準変更があったので法律のお話をします

【この記事は2分程度で読めます】

どうも、パチンコ開発者の語り部万吉です。

昨日、解釈基準変更の発表がありましたね。

解釈基準変更では、B時短の発動条件や、差玉が上限に達した場合に機械が自動的に打ち止め状態になる機能の発表がありました。

他のHPでも紹介されていますので、そちらのリンクを貼っておきます。



「規則」「解釈基準」「内規」などの法律的なものがありますが、これは名前が異なるだけあって、全て一緒ではありません。


簡単にですが、説明しておきます。


✅規則

こちらは”法律”となります。

そのため、簡単に変更になることはありません。

最近ですと2018年にこの規則が変更になり、パチンコはP機に、パチスロは6号機になりましたね。

その前となると2004年になります。

この傾向からすると、パチスロはあと5,6年は6号機の時代が続くかもしれないですね…。




✅解釈基準

こちらは、法律の文章を元に”こう解釈します”というものです。

規則をもう1弾噛み砕くものとなっており、規則では不透明な部分を”解釈”という形で明確にするものとなっています。

こちらはパチンコ関連を管轄している”警察庁”が主導となってパチンコ業界と連携して解釈基準の作成や見直しを行っています。

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パチンコメーカーが自主的に変更することはできませんが、規則ではないため、警察庁と相談しながら、状況に応じて変更されることができます。




✅内規

内規とは、メーカー同士で作った内々のルールとなります。

そのため、メーカー同士で”このルール、廃止しようぜ!”ということで一致すれば廃止したり、逆に新しい制約を設けたりすることができます。

しかし、大義名分としては”パチンコのやりすぎ、行き過ぎを抑える”ということで内規を作られており、さらには警察庁にお伺いを立てながら変更や見直しを行っている部分もあるため、実質的には解釈基準に近いものとなりつつあります…。

ただし、こちらはメーカー主導で変更を進められるため、解釈基準よりも変更に対してはゆるい感じです。


最近のパチンコは時速を追い求めたばかりの機種になっているので、その辺りの行き過ぎに歯止めをかけて欲しいですし、パチスロは完全に白目状態になっているので、もう少し緩和しないとダメな気がするので、もう少し動いて前向きに動いていただきたいものです。




✅まとめ


変更にしやすさ的には、

内規>>解釈基準>>>>>規則

といったところでしょうか。

現状のパチスロは規則で短時間試験などの制限をがっつりかけられている分、しばらく暗黒時代が続かざる終えない状況が続いてしまっています。


パチスロの夜明けはまだこないのか…。

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